晋「お前に関係あってもなくても、関係ないねんwwwかよさんが金を払ってるのって、
結局、あの娘の思い込みだけなんやってことやろ?借金の書類も証拠もないんやったら。
ほんだら、別に払わんでもええやんけwww」
ガリガリ「い、いや・・・あ、あの・・・」
ガリガリ詰まったwww
いや、俺もこわごわ聞いてたんだけど、晋作君、このときは明らかに集中力がなかった。
つまり、本気じゃない感じ。
俺が命がけで戦ったガリガリという男も、晋作君にはザコキャラなのかwww
最初に会うスライムレベルなのかwww
その証拠に、晋作君、話してる途中、鼻毛を抜いてたwww
晋「だ~から、そこらへんの居酒屋でゆっくり話しょうや?お前、スカウトが怖いから黙ってるだけやろwww?」
ガリガリ「・・・」
晋「だって、もうお前、かよって娘から、うまい汁吸ってへんもんなぁwww。
だから、その腹いせもあって無理やりやりに来るんやろ?」
ガリガリは、なんでそんなことまで分かる?という風な顔をした。
そして、俺は「スカウトへの腹いせにかよさんをやりに来る」というセリフに引っかかった。
俺は初めて口を開いた。
俺「どういうこと?」
ガリガリ「・・・・・。」
晋「俺さん、嫉妬って分かりますややろ?こういうやつは愛はない代わりに嫉妬だけはあるんですわwww」
ガリガリ「な、なんだと」
晋「おぁえぁ、だあっとええぃいいっ!!」
俺・ガリガリ「は?」
晋「いやいや、『お前はだまっとれいっ』って言ったんですわwww 」
ガリガリは完全にビクビクしてて、目の前で侮辱されても言い返せない。
こんな場面でギャグを交えながら、どうして話せるんだろう?
これまでの俺なら、もうどもりまくりのてんぱりまくりだろう。
人間の精神力って本当に違いがあるもんなんだなぁ。
っていうか、侮辱じゃなくて図星なんだろう、俺には「分かる気がするレベル」だが。
いつの間にか、晋作君はガリガリの肩に手を回していた。
晋「ほな、こいつと二人でそこらへんの居酒屋に行ってきますわ。」
俺「いや、俺も行くよ。」
晋「ほんまやったらそうなんやろうけど、かよさんの家の前やし、
今日はもう、俺さん、頑張ってんから、かよさんと過ごしてくださいよ」
俺「うん、分かったwww」
晋「現金やなぁ。ほな」
晋作君はガリガリと仲良く闇に消えていったwww
俺さん」
俺はかよさんに報告するためにかよさんの部屋に戻った。
かよ「どうでした・・・?」
俺「いや、もう二度と、間違いなくこないよ。それに・・・」
俺は晋作君のことを言うべきか迷ったが、この時点では言わないことに決めた。
かよ「ごめんなさい・・・。」
俺「いや、これで俺も安心できるしwww」
このとき、俺はちゃぶ台みたいな前に座ってて、かよさんはベッドに座ってたんだけどさ。
かよ「今日は1人でいたくない・・・」
って言ったんだよ、最初に多分。
でも、俺の耳はそういうセリフが入らないらしく、
俺「てーくない?てーくないって何、それ?」
って聞き返したwww真顔でwww
でも、その間違いが、見当外れすぎて、かよさんも自分のセリフを聞き間違えられたとは
思わなかったらしく、
かよ「てーくない?てーくないってなんですか?」
と聞き返した。
そして、数秒後に笑い出したwww更に数秒後に、怒り出したwww
かよ「あのっ!ひとりで・・・いたくないって言ったの・・・」
これってさ、泊まっていって欲しいってこと?
抱いて欲しいってこと?
ちなみに、童貞の俺には、「抱きしめて寝て欲しい」という意味に聞こえたんだけど。
エッチに発展するかどうかは、不確定だよね?
でも、抱きしめて寝たら・・・エッチしてしまうよね。
でも、抱きしめて寝て欲しいだけだったらどうしよう?
そんで、かよさんは俺が童貞だということしってるし。
淋しさを癒すどころかイベント発生してしまうよwww
思い出したけど、晋作君、「かよさんと過ごしてくださいよ」って闇に消えるとき、
手をあの形にしていきやがったwww親指を人差し指と中指から出す奴。
なんだろうか。
そういうチャンスがきたのに、俺はすごく冷静だった。
現実感があるようなないような・・・。
で、後で気付いたんだけど、これ、新必殺技だったんだよwww無意識のwww
この当時、俺は次から次へ遅い来る修羅場に耐えるのに必死だった。
だって最初にかよさんとであったホテルの部屋で過呼吸なったのって甘えでしょwww
過呼吸になってるわけにはいかないって精神状態だったんだ。
そして、エッチフラグが立ったとたん、
つまり、第三東京都市みたいなもんで、全ての精神のシャッターが下りて、
妙に無感動になってしまってたんだよwww絶対にそう。
そうじゃないと、てんぱるだろ、普通。
俺「はぁ。」なんて気の抜けた返事をしてしまったんだよね。
かよさんは、今から思えば勇気を出して言ったのにさwww
それに、今日もさっきまですごい緊張状態だったしさ。
それから、俺から告白しなきゃって思ってたし。
これからスカウトとの戦いが始まるし、
晋作君は、ガリガリを居酒屋で追い詰めてるだろうし、
うん、最初と何も変わってないwww
結局いい訳だ。
どうエッチしたらいいか、わかんないwww
っていうか、ここで、セックスに発展するかも知れないって?
これまで俺がかよさんに触れられたときは、
セックスに発展しない場面だったしwww
どうしよう?かよさんは、俺の方を見詰めてる。
俺はゆっくり、かよさんに近づいた。
俺はどうでもいいけど、かよさんが抱きしめて欲しいんだろう。
この主体性の無さwww
ハーレム漫画の悪影響www
俺はベッドに乗って、かよさんの横に座って、そしてかよさんを押し倒した。
その瞬間、かよさんがぶーっと噴出した。つばが俺の顔にかかった。
嬉しかったwww
俺「なんで笑うのwww?」
かよ「俺さん、なんかロボットみたいなんだもんwww」
俺「先行者?」
かよ「へ?」
俺「いや、何もない(むしろ先行者なら頼もしいよな)」
これさー、この日は結局なんもなかったんだよ。
時間も時間だからあと何回かの投稿で終わるけど、今日は。
告白→付き合う→セックスっていうのが本当だろ?
でも、そういうもんじゃないんだよね、やっと分かったよ。
このとき、エッチする能力があれば、このあとの苦労もなかったんだけどね。
>>439
すいません、ありがたがっていいのか、申し訳ないのやら・・・。
明日は、
本気モードの晋作VSスカウトそして展開をあわあわと見てる観客席の俺です。
今日はあと、晋作君の話をちょっとだけして寝ます。