俺は、この問題に関しては絶対に1人で乗り切ろうと思ってたんだけど、
たった一人、頼りにできるかも知れない友人がいたんだよね。
そいつに相談することにした。
そいつは晋作君と言って俺より二つ下の27歳で大阪に住んでる奴なんだ。
二年前近く、俺がまだ半分ニート半分フリーターのときに、
某国民的SNSの司馬遼太郎のコミュで知り合ったんだよね。
そんで、晋作君が俺が風俗に行くきっかけも作った奴なんだよ。
彼も戦国時代とか幕末が大好きで、メッセしたり、スカイプで雑談したりしてたんだ。
あるとき、司馬遼太郎記念感が東大阪市にあるから、一緒に行かないか?
京都にも、幕末の史跡がいっぱいあるし、止まりに来れば?
と申し出くれたので、夜行バスで言ったんだよね。
晋作君は、すげーマンションの最上階のすげー部屋に一人で住んでんだよwww
なんじゃーこりゃー!!ものすげー夜景www
俺「仕事何をしてるの?」
晋「投資とコンサルwww」
俺「失礼だけど、年収とか、聞いていい?」
晋「手イキ収入はないよ?でも、○○億くらいは持ってるかなwww」
もちろん、人生でこんな奴と友達になったのは始めてで、
彼のおごりで寿司とか、ふぐとか食わせてもらった。
そんで、車はBMWだよwww初めて乗ったわ。
念願の司馬遼太郎記念館も言ったし、京都の幕末の史跡も回った。
で、夜に風俗行こうぜって晋作君が言ったんだよwww
修正
手イキって晋作君も風俗で働いてるのかwww
定期収入!!!
すまん。
司馬遼太郎記念館に行って、京都にいって、その日は京都に泊まって、
信じられないような豪華な日々を遅らせてもらった。
晋作「金の使い道ないしwww経費使っとかんとあかんのですわ。」
彼は苦笑していた。
全然、恩に着せる雰囲気もない。
というか、彼は俺を目上として立ててくれて、話も口をはさまずに聞いてくれるんだよ。
なんか、一緒にいるとすごく落ち着くっていうか、まぁ、惚れるわwww
俺「晋作君、彼女は?」
晋「今、おらへんですwww」
俺「でも、もてるでしょ?」
晋「お蔭様で、それなりには。」
車の中で会話してたんだけど、彼がハンドルを切る姿は男らしいというか、頼もしいというか、
俺でも惚れそうになったwww
でも、こいつが極度の初音ミク廃人だとは・・・
なんで、俺なんかと仲良くしてくれるのか分からんけど、
それから、彼は一月に一度は、東京に出張に来て、飲んだりしている。
晋「経費使わせて下さいよ」
って、俺に払わせてくれないwww
ま、俺が払えるような店には、晋作君はいかないんだけど。
で、何回目か、彼が東京に来たときに、彼が、
吉原に行ってみたいと言い出したwww
あ、大阪で風俗に行こうと言い出したんじゃないんだよ。
東京でだよ。
俺「ご、ごめん、心の準備が、俺、無理」
晋「俺さん、もしかして、恋人、いたことないんですか?
ひょっとして、童貞とか?」
彼に嘘をついてもしかたないので、そうだと答えると、
晋「じゃぁ、キャバクラに行きましょうや!
東京に来るたびに、俺がレッスンつけますからwww」
と、キャバクラに連れて行かれたwww
もちろん、生まれて初めてだった。
案の定、まったく話せない俺、モテまくる晋作君。
晋作君のコミュ力は神レベル。
でも、彼は、キャバ嬢に俺の宣伝をしてくれて、
話すように気を使ってくれたりした。
でも、帰り際、
晋「すいません、あの、非常に言いにくいんですけど、今日は俺さんの家じゃなく
外に泊まります。そんで、明日、またお伺いします。」
俺「え?なんで?今日、一緒にニコ動見ようって言ってたのに」
晋「まぁ、1人、落しましたんで・・・」
どういう仕組みなの?キャバクラという店とは言え、
なんで数時間で一緒にお泊りするところまで持っていけるのか・・・。
でも、そんなによくしてくれる彼が一緒に吉原に行きたいといってるんだし、
どうせ俺には払えないんだから、彼が持ってくれるんだろうし、
それなら、彼の友情にこたえるべく、俺は一人でデリヘルに挑戦しようと思ったわけ。、
そしてこんな事態になったというわけだwww
晋「それ、スカウトですやん、多分。」
俺「え?スカウトって芸能界とかの?」
晋「ちゃうちゃう。キャバクラとか、風俗とかAVに女を紹介してピンはねする奴のことですわ」
俺「へ?そんな職業あるの?」
晋「っていうか、だいたい、その300万って、ガリガリと、その男が描いた絵やと思います。」
俺「どういうこと??」
晋「だから、そいつら、絶対に、グルやということですわ。かよって娘は話にならんけど、俺さんも、世間知らずやもんなぁ・・・www」
・・・。
そうか・・・。俺は世間知らずか・・・。そうか。
かよさんがあまりに、世間知らずで、ちくしょーと思っていたけど。なるほど。
そして、言われてみればそういう可能性は絶対にある。
というより、おかしすぎるはなしだ。
かよさん一人被害者になってるし。
しかし、そうだとしたら、かよさんはかわいそう過ぎる。
晋「で、スカウトが、ガリガリを切ったんやと思います。かよって娘をゲットしたら、ガリガリは邪魔ですやん。」
晋「多分、ガリガリにある程度、金つかませて、お前、もうかよって娘に近づくな、って感じで。」
ガリガリがかよさんの部屋を突然出て行ったのと連絡もつかなくなったことの説明がつくwww
俺「じゃあ、どうして最近になってガリガリがかよさんのストーカーになったんだろうか?」
晋「そりゃ、そこまで自分に都合の良い女やったんでしょ?そんでかなりの美人だとしたら、
惜しくなったんちゃいます?スカウトからもうた金も使ってしまったやろうし。
でも、スカウトに切れろって言われてるから、おおっぴらに、よりを戻そうとか、
マンションに戻ろうとか、でけへんかったんやないですか?」
全部、説明がつくwww
晋作君、あんたは神かwww
俺「晋作くん、俺、どうしたら・・・いいのかな?どうすれば、いいのかな。
かよさんは、俺からの金は受け取らないし、俺は彼氏でもないし、これ以上、
関われないかもしれない。」
晋「せやなぁ。まず、俺さんは、正義感から、なんとかしようと思ってはるんですか?」
俺「だって、こんなことで、女の子が不幸になるのが許せるか?
それに、今聞いた、晋作君の話どおりだったら、絶対に許されないよ」
晋「それやったら、やめといた方がよろしいわ。こんな話、腐るほどありますもん。」
俺「え・・・?」
晋作君、案外、冷たいwww
晋「それとも、そのかよって娘に惚れてて、だからなんとかしたいんですか?」
俺「そう・・・かも。いや、そうだなぁ・・・。」
晋「本気ですか?本気でかよって娘を好きなんすか?」
俺「う、うん。」
晋「つまり、それは俺さんがしたいことで、正義でもなんでもないってことですよね?」
俺「う・・・うん。そういうことになるかも・・・。」
晋「人間はみんな自分勝手なんや。それでいいんとちゃいますか。
俺、そういう人間くさい人が好きなんですわ。」
そうか、俺は正義感みたいな怒りと、かよさんが好きだっていう気持ちがごっちゃになってた。
かよさんが好きだから腹が立つのかwww
晋「どんな修羅場の覚悟もありますか?」
俺「う、うん。」
晋「それでも、かよさんは俺さんに惚れへんかも知れませんで」
俺「いいよ、それでも。」
晋「やっぱ、俺さんはおもろいな。よっしゃ、力になりますで!」
俺「え?」
晋「実は、スカウトの話しが出たときに、この電話をしながら、
家を出て、新大阪の駅にタクで向かってますねんwww
新幹線で今日中に東京につきますわwww
予定より三日早い出張になりますけど」
俺「え????」
でも、晋作君は以前から思ってたんだけど、話が早いというか、
行動が異常に早いんだよな。びっくりしたわ。
晋「いや、もう、話を聞いてる途中から、むっかついてむっかついて
仕方なかったんですわwww
それに、俺さんに相談された話やし、俺がほっとくわけないですやんwww」
俺「え?」
しかし、晋作君の俺に対する好意の仕組みが未だに分からないwww
晋「これも、俺さんが絡んでるからで、別に正義感やあれへんし、
まぁ修羅場好きなんで趣味もかねて、東京に行きますんで
よろしくお願いしますわ。スカウトとガリガリをきっちり詰めましょうよwww」
晋作君が、その男こと、スカウトに晋作君が話をつけに、東京に来る???
急展開過ぎるっつーか、え?俺とかよさんの問題が、
スカウトVS晋作という対決に発展してしまったwww
いったいどーなるんだ?
てか、晋作君、あんたは、いったい何者なんだ????
その日の7時に晋作君は品川駅についた。
俺は迎えにいって、一緒に飯を食った。
晋作君はなんだか、かなりテンションが高そうで浮き浮きしてた。
晋「俺さん、今日はシナプリに泊まりましょうよwww男、二人で。作戦会議ですわ。なんなら、女の子を調達して、前祝いしますか?」
俺「シナプリって何?っていうか、なんで女の子を調達するんだよっwww」
晋「品川プリンスホテルですわ。女の子は冗談ですわwww」
なんだ、この上機嫌www
つか、女の子を呼んで、どうするんだよ、この俺の状況でwww
「ま、それは冗談として、シナプリ予約しますね。」
俺は生まれて初めて品川プリンスホテルに泊まったよwww
すげーわ。水族館や遊園地もあるし、意味なくイルカショーを見てしまったぞwww
悩みから遠ざかってどおするんだよwww
ホテルの喫茶店で、俺がこんなことしてる場合じゃないと言うと、
晋「いや、人間、こういうときこそ、気分転換せなあかんのですわ。」
俺「気分転換?」
晋「そうです。うじうじと同じペースで考えててもなんも浮かびません。」
晋「それやったら、思い切りハメるか、ハメを外すかですわwww」
俺「ハメるって何?」
晋「だから女の子を調達・・・」
これ、マジで言うからな、この男は。彼には、本当に影響を受けたよ。
部屋に入ると、晋作君は打って変わってマジな顔になった。
晋「とにかく、最低目標を決めましょう。」
俺「うん、それは、えと、彼女がAVに出ないこと。それと、風俗を辞めさせたいけど・・・これは難しいのかな。借金あるし・・・。」
晋「いや、多分、話は多少違っても、俺の推測どおりやと思います。彼女は騙されていわれのない300万の借金を背負わされたんですわ。」
俺「でも、そうなの?証拠もないし・・・。」
ふー、ここにはもう書かない方がいいのかなwww
かなり疲れたなwww
紅茶いれてきます。
このペースだと、あと二日か三日かかるような気がします。
あらかじめ言っておきますが・・・すいません。
そして、俺は、これを一気に書き溜めて体調不良気味www
今日は昨日みたいに早朝までは出来ません・・・。
すまそ。