432:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)19:48:39 ID: ID:r6p
ビッチちゃん、この子を宜しくね。とは俺母親。
俺君、ビッチに襲われないよう気をつけてね。とビッチ母親。
駅まで見送った後、無言で帰宅してそれぞれの部屋に籠もった。
433:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)19:56:42 ID: ID:r6p
ビッチは部屋を出て行く気配はなかった。
始めの数ヶ月は俺も「アパート探してるのか?」なんて言ってたが、
そのうちビッチがいる生活が当たり前になってしまっていた。そんな中、両家は順調(?)に交際が進み、
互いの行き来どころか海外まで二組で旅行に行くまで親睦を深めていた。
434:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)20:03:23 ID: ID:r6p
今回は少し様子が違っていた。部屋に入って一言目、
「俺、お前はビッチちゃんに対して、責任をどう取るつもりなんだ?」
「は?いきなり何言ってんだよ、親父。」
「アンタね、いい加減覚悟決めないと。いつまでビッチちゃんを待たせれば気が済むの。」
「へ?ちょっと待ってよ、母さん。俺らは…」
「ビッチちゃん、不甲斐ない息子で御免なさい。でも、ビッチちゃんの事を考えるとこっちが辛くて…」流石にビッチも戸惑いながら「いえ、あのですね、それは…」「ビッチ、お父さん達は俺君の事を信頼に足る人物だと今までの付き合いで認識しているんだ。」
「ビッチ、私達は貴方たちの事をずっと前から認めているのよ。
でもね、それを形にして欲しいとずっと考えていたの。
そうしたら俺君の両親もそう思ってくれてたのを知って、意を決して今回お邪魔したの。」
436:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)20:15:09 ID: ID:r6p
と父親に言われ、俺とビッチはさらに固まった。
真顔で両家4人から問い詰められ、テンパった俺は言ってしまった。「今年中には…」そう聞いた瞬間4人の顔が明るくなり、そのまま宴へ突入した。
435:名無しさん@おーぷん : 2017/04/06(木)20:05:21 ID: ID:JGQ
437:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)20:21:12 ID: ID:r6p
全力スルーw
台所で洗い物をしている俺の所にビッチが来て、無言で手伝ってくれた。
「アンタ、何言ってるの?あの人達、もう止まんないよ?」
「すまん、何故か口に出てしまった。」
「ったく…で、アンタはそれで良いの?」
「俺は特に…って言うか、お前はどうなんだよ?」
「ここまで来たらどうしようもないでしょ。共稼ぎだし紙一枚で変わる事なんて何も無いしね。」
あえて書いてなかったが、元々俺とビッチは名字が同じだったんだ。
だからビッチが住所を移しても、身上調書の同居の欄に互いの名前を書いても
『親戚です』の一言で片付いた。時代かな?
438:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)20:31:11 ID: ID:r6p
「なっ…それって何だよ?」
「いや、何でもない。さて、私も色々整理しなきゃね。」
「ごめんな。あ、そう言えば…」
「何よ?」
「いや、出て来たときの彼氏との大喧嘩の理由聞いてなかったな。と思ってさ。」
「そう…だね。みんなが帰ってから話すよ。」
439:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)20:37:14 ID: ID:r6p
次の日、以前の彼氏との喧嘩の理由を聞いた。少なからず俺とAの事も絡んでいた。
彼氏と同棲していたが、度々朝まで飲み歩いていたビッチとその友達。
その日は二件目辺りでサークルのOBと偶然会った。
OBは数人の男だけで呑んでおり、合流して終電を無視して騒いだらしい。
そのうち酒には強いはずのビッチは具合が悪くなり記憶を飛ばし、
気が付いた時には一緒に呑んでいた男の一人が宿泊施設のベッドでビッチの上で腰を振っていた。
すぐにそいつを払いのけ、逃げるように駅に向かい泣きながら夜を明かした。
Aに浮気の講釈を垂れておいて、自らも記憶がないとは言え、
やってしまった事にビッチは葛藤して、正直に彼氏に話した。
当然激怒する彼氏。
ビッチは彼氏から三行半を告げられ、その日の内に引越屋を手配し、俺の家になだれ込んだ。
440:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)20:43:11 ID: ID:r6p
「そうか…ごめん、思い出させて。」
「別に…って、思い出した。アンタは私と結婚しなきゃならない理由がある。」
「いきなり何だよ、理由って?」
「アンタ、私をキズモノにしておいて責任取らないつもり?」
と、腕に残る痣を見せつけた。
「それって、キズモノの使い方違うんじゃない?」
「傷と言う点では一緒でしょ?」
「そうだな(笑)」
こんな感じで過ごすのも悪くないと思った。
441:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)20:50:37 ID: ID:r6p
午前中に神前で式を挙げ、午後にランチ代わりのレストランでの披露宴、
終了後そのまま国内への2泊3日の新婚旅行と、招待客には時勢柄、
迷惑極まりない式となってしまったが、それでも披露宴にはサークルメンバーが大勢駆けつけてくれた。
442:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)21:15:12 ID: ID:r6p
「俺君、おめでとう。このまま新婚旅行だって?
いきなりハネムーンベイビーなんて作らないで新婚生活を長く楽しみなよ(笑)」
俺は真顔になってしまった。横でビッチが呆れ顔で言った。「やっぱり忘れてたんだ。」
443:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)21:19:45 ID: ID:r6p
同棲中はともかく結婚を決めた後もHはおろか欲情する事もなかったから。
風呂上がりにパンイチノーブラで水を飲むビッチを見てもね。
それからの時間は上の空状態で過ぎ去り、自分がようやく落ち着いたのは宿の部屋に入ってからだった。
444:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)21:26:00 ID: ID:r6p
大きめの布団に枕が二つ並んでね。これを見て、また俺は固まった。
「疲れたね。先にシャワー浴びてきな。」とビッチ。言われるがまま部屋の風呂で汗を流した。
上がると「私も入る」とビッチは風呂へ向かった。心がざわついて全然落ち着かない。
浴衣を着て風呂から上がったビッチは正直『色っぽい』と思った。
そして布団の上に座る俺の向かいに座った。
445:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)21:32:05 ID: ID:r6p
「するって…そりゃ、するよ。」
「さっきまで考えても無かったのに?」
「いや…ごめん。」「ったく…」
そう言ってビッチは俺に軽くキスをした。
「…流石に恥ずかしいわw部屋の明かり、全部落としてくれない?」
言われるがまま部屋の明かりを落とした。
446:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)21:38:27 ID: ID:r6p
ここからちょっとエロが入ります。気になる方はスルーして下さい。
真っ暗闇の中、呼吸の音だけで位置を探り、今度は俺からビッチに唇を寄せた。
でも、ここから先が進まない。進めない。
動かない俺に焦らされたのか、ビッチが積極的に動き始めた。
でも、気持ちもジュニアも高まらない。相手は百戦錬磨の強者だけど、
俺はと言えば知った肌はAのみ。ましてやジュニアに対しての強いトラウマもある。
ビッチが懸命に尽くす度に、俺は行為に対する嫌悪感が積もっていった。
448:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)21:45:12 ID: ID:r6p
ビッチは、はだけた浴衣の帯を解き、全裸で仁王立ちになり俺に言った。
「アンタ今、昔の事思い出してたでしょ?」
「あ…いや…」
「判るんだよ。判っちゃうんだよ。私はアンタの事を見てるから、判るんだよ。」
「……」
「ほら、見て!私を見て!アンタだけを見てる私を見て!」
「目をそらさないで…お願い……。」
そう訴えるビッチの目から涙が零れていた。
449:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)21:51:57 ID: ID:r6p
「ほら、アンタも脱いで。」俺も浴衣の帯を解いた。
立ったまま抱き合い唇を重ねた。そのままビッチはしゃがみ込みジュニアに手をかけた。
ビッチは口淫を始めた。数年ぶりに俺のジュニアに血が通うのがはっきりと判った。
「これで届かないって、どんだけガバマンなのよ…」
ビッチは小さい声で言っていた。
447:名無しさん@おーぷん : 2017/04/06(木)21:41:10 ID: ID:a1t
451:377◆ODFyGRN3ilW/ : 2017/04/06(木)21:58:37 ID: ID:r6p
もう少しで終わるから我慢してね。俺はそのまま押し倒され、口淫を続けたビッチは流れるように俺の上に跨った。
「上手く入るかな…私も数年ぶりだし。」
「えっ…。」
驚く俺を気にせず、ビッチはそのまま腰を落とした。
「んぁっ…え、ウソ、マジ?あぁ…」
狂ったように腰を振るビッチに、恥ずかしながら俺は1分と持たなかった。
「あっ、コラっ、ダメっ!」何を言われても後の祭りだ。
俺はビッチの中に数年分のトラウマを吐きだした。
「おい、早え~よ。ったく、責任とって…って、とってるか(笑)」
その後俺は、大の字になり賢者を越え仙人モードの域に達していた。ちょいエロ終わり(笑)