彼氏の携帯を見ていい？ って聞いてから見たら怪しげなﾘﾀﾞｲﾔﾙ。

一年近く付き合ってる彼がいるんだけど…。
あたしと付き合ったのが夏で、遠距離。
今年の始め頃、彼氏の携帯を見ていい？
って聞いてから見たら怪しげなﾘﾀﾞｲﾔﾙ。
登録されてなかったけど、女のｶﾝでかなり怪しいって思っちゃって。
あたしと会う前の日、明日は早いからもう寝るって
彼から電話を切ったあとにその番号にかけてた。
(同じ時間にその番号からの着信があった)
誰？って聞いたら
友達の彼女って言ってて、
なんで友達の彼女から電話あるの？って言ったら
よくわかんないみたいなこと言ったから
じゃああたしの携帯からかけていい？
って言ったら(かけるつもりなんてなかったけど)
急にあせり始めて、
間違い電話だよとか言い始めた。
続きます。

ますます怪しく思えてきて
｢は？友達の彼女からの電話じゃないの？｣って言ったら
｢違う。間違い電話。普通知らない番号から電話きたら掛けなおすじゃん｣
って言いはじめて
｢今ﾜﾝｷﾞﾘ業者とかうざいんだからかけなおさなくない？
今までだってかけなおしてないじゃん。
っていうか間違い電話なら初めからそう言えよ。なんで嘘つくの？｣
って言ったんだけど
間違い電話で通そうとしてるから
｢いいよ、あたしの携帯でかけるから｣って言って
かけようとしたら慌てて止める彼。
ますます怪しい。
｢俺の携帯にきた番号じゃん｣
｢だから何｣
｢男だったらどうすんの｣
｢別にいいじゃん、間違えましたって謝るから、あたし｣
｢えー…｣
ここでかけようとしたんだけど彼に力ずくで携帯取られて
｢あとでよくない？｣
って言われたから
そろそろ家出ないと新幹線乗り遅れるしで、
とりあえずその場は諦めた。
続きます

彼に駅まで送ってってもらったものの、
道が思ったより混んでなくて
1時間以上早くついてしまった。
まだ時間もあるし公園でも行こうかってことになって
ｺﾝﾋﾞﾆでお茶を買って
都内の某公園へ。
そこで携帯の事をﾊｯと思い出して
｢そうそう、さっきの。電話するから｣
って言って自分の携帯でかけようとしたら
また力ずくで奪われてﾘﾀﾞｲﾔﾙ消された。
ちょうどかかったところだったみたいだった。
｢は？なんで消すの？別にいいじゃん。
なんか問題あるの？
｢ないよ、ない｣
｢だったらいいじゃん｣
｢…｣
その後携帯を取り返した。
彼はﾘﾀﾞｲﾔﾙ以外は発信した番号は見れないって思っていたんだろうけど
あたしの携帯、別のところで｢発信履歴｣としてみることができる。
ﾘﾀﾞｲﾔﾙを消してもそっちは消されない。
あたしはそうやって彼に言ったあと自分の携帯から
その番号にかけた。
すぐ出た。
やっぱり、というか出たのは女だった。
つづきます

あたしはそのときすっかり興奮していて
｢誰？ｱﾝﾀ｣っていきなり言ってしまった。
｢ｱﾅﾀこそ誰？｣って電話の相手も言った。
ここぞとばかりに｢あたし○○の彼女なんだけど｣と言った。
｢…私もなんだけど｣
このときすごくすごくｼｮｯｸだった。
なんていうか、あたしの中で全部が崩れた。
あたしはすごく興奮してて、
勝手に涙が出てきて、彼のほうを見た。
彼はすごく気まずそうな顔をしてあたしを見た。
｢いつから付きあってるの？｣
とあたしは相手にきいた。
｢2年くらい前から｣
なんだ、あたしは遊びだったんだって思った。
｢あなたは？｣って聞かれたから
｢半年くらい…｣と答えた。
｢わかった。たぶんすごく混乱してると思うのね。
でも落ち着いて。それで○○からできるだけ離れて｣
相手はすごく落ち着いてて、大人の人みたいだった。
つづきます

彼から離れてそのまま電話を続けた。
彼はついてきたけどあたしが逃げるから途中で諦めたみたいで、
ついてこなくなった。
そしてﾍﾞﾝﾁに座ってた。
電話で相手と話した。
いろいろ聞いた。
二年くらい付き合ってること、自分も最初は近かったけれど
途中で遠距離になったということ、
二十代後半だということ、
彼とは1つ違いで自分のほうが年上だということ。
最近も会ったということ。
その最近あった日っていうのは
あたしには友達と会うって言って出かけた日だった。
あたしも自分のことを少し話して、また夜かけると言って電話を切った。
新幹線の時間に間に合わないから。
あたしはﾎﾞﾛﾎﾞﾛに泣いてたけど
彼氏の前ではなるべく冷静を装った。というか、冷静になってた。力がでなかった。
送ってってもらうとき、泣き止んだけどまた泣いた。
｢彼女は一人のほうがいいよ｣
｢あたしだけって言ったのに｣
｢浮気なんかしてるわけないよね。あたしが浮気相手なんだから｣
こんなことを言ったけどあまり覚えてない。
つづきます

｢どうするの?｣ってあたしは彼にきいた。
｢俺、おまえのことが好きだから。浮気じゃない。本気｣
とかって意味わかんないことを言ってくれましたよ。
ﾊﾀから見たら浮気じゃん。
ていうかﾊﾀから見なくても浮気じゃん。
そして、その相手があたし…。
ﾎｰﾑでは泣くのをさすがに我慢して
新幹線に乗って帰った。
ﾎｰﾑでも浮気じゃないを繰り返す彼。
もう顔も見たくなかった。
｢ちゃんと帰ったかどうかが心配だから家についたらﾒｰﾙして｣
って新幹線の中でﾒｰﾙした。
｢わかった｣っていう返事が来た。
あたしが降りる新幹線の駅について、｢着いた｣とﾒｰﾙをしたら
電話がかかってきた。
｢今話したくない？｣
｢別にいいけど｣
そのときの会話もあまり覚えてない。
とにかく彼は本気だ、ということを伝えたかったみたいだった。
あたしは話を聞いててそれまで冷静だったのが一気に爆発した。
駅で、大声で、質問と暴言ばかり吐いた。
つづきます

彼は泣いてた。
泣きたいのはこっちだった。
あのあと、相手からも電話があったらしく(まぁ当然だけど)
そのときすでに泣いてたらしい。
被害者はどっちだ。
あたしが家について電話してもｷｬｯﾁついてるのになかなか出なくて
すぐ相手と電話してるんだなってわかった。
あんまりにも出ないからあたしもｲﾗｲﾗして
家電に電話した。
彼の親が出た。すごく優しい声で泣きそうになった。
でも我慢してなるべく冷静を装って彼に代わってもらった。
彼は相手と別れる話し合いの途中だったらしい。
なかなか相手が別れるって言わないって言ってた。
相手にも散々責められてるみたいだった。
彼はあたしと付き合う気らしい。
彼曰く、
もう(相手には)完全に冷めてる、
何回も別れ話をしたけど別れましょうってなってもあとで電話してきたりする、
ただの情でだらだらと付き合っていた、
月に1回会うか会わないかになっていた、
体の関係はあたしと付き合ってからはない。
らしい。
つづきます

あたしは疲れていたから
｢とりあえずお風呂に入ってくるからそれまでに話を終わらせて｣
と言って電話を切った。
お風呂の中でどうするか考えた。
彼のことはすごく好きだ。 本当に好きだ。
でももうきっと信用できない。 でも…そればっかりがﾙｰﾌﾟしてた。
相手とはもうほとんど終わっていたようなものみたいだし
体の関係もないみたいだし(これが決定打)
これがわかる前にも何回か彼の携帯をみたことがあるけど (もちろん断ってから見た)
ﾒｰﾙﾌｫﾙﾀﾞもあたしのしかなかったし
ﾒｰﾙの保存件数もいっぱいだったからしょっちゅうﾒｰﾙをしてるわけでもなさそうだし
今まで会ってたときに電話がきたときもなかったし…
何より彼のことが好きで離れたくなかった。
たまにしか会えないけど、あたしといるときの彼はすごく優しかったし、
ﾒｰﾙも電話も毎日くれたし、ﾏﾒだった。
電話は1日2時間くらいしてたかもしれない。
お風呂からでて、あたしは彼に電話をした。 なかなかでなかった。
まだ話し合ってるらしい。
何回か電話して、やっと出た。
｢まだ話してるんだ…｣
｢早く終わらせて。あたしも話したい｣
｢じゃあ10分まって。かけるから｣
｢わかった｣
あたしは待った。
つづきます

しばらくして彼から電話がかかってきた。
話が終わったらしい。
｢別れた｣『本当に？』
｢うん｣『絶対？』
｢うん｣『…。』
｢ごめん｣
ごめんじゃねーよﾊﾞｶ。
最初からあたしに嘘ついてんじゃん。
嘘つき。嘘つき。信じてたのに。
またあたしはそこで暴言はいた。
彼は黙って聞いてた。泣いてたかもしれない。
とりあえず｢あとで電話する｣って言って電話を切った。
相手に電話するってあたしは言ったし、確認もしたかったし。
電話して、相手に確認したら
本当に別れたらしい。
最近はﾒｰﾙも電話も全然していなくて、
体の関係もないって言ってた。
そこは本当だったらしい。
なんだか気がぬけた。
つづきます

相手は、あたしと友達になりたいっぽかった。
なんだか妙にﾌﾚﾝﾄﾞﾘｰで落ち着いてた。
｢あたしこんなだけど、結構ｼｮｯｸなんだよ。でももうしょうがないかって思って。
まだ好きだけど…｣
それでまた何か彼のことで辛い事があったらいつでも話を聞くから電話して、と言われた。
彼にお金を貸してるみたいだったからいざというときのために
あたしと仲良くしておこうと思ったんだろう。
彼は来月と再来月の給料で返すと言っていた。
もちろん、振込みで。
相手との電話をきったあと、彼に電話をした。
今度はすぐ繋がった。
1時間半くらい話してたから寝たかな～って思ったんだけど起きてた。
彼には友達に電話すると言ってあったから
｢長引いた。ごめん｣で終わった。
そこでまた彼にひたすら謝られ、またあたしはﾌﾞﾂﾌﾞﾂ暴言を吐きつつ付き合っていくことにした。
1週間くらい食事がまともにできなくて
ｶﾛﾘｰﾒｲﾄ1ｶｹﾗ＋水っていうのが続いた。
つづきます

彼とはいくつかの約束を増やして、
ﾒｱﾄﾞも変えさせた。
たまに相手から電話があった。
｢大丈夫かなと思って。最近はどう?｣
1回彼に電話したらしいけど出なかったと言っていた。
少し嬉しかった。
お金は半分振り込んであったらしい。
来月で全額返すから、安心した。
彼はその後あたしが落ち着いてからは普通で、
電話やﾒｰﾙは相変わらずﾏﾒにしてくれた。
次に会ったときも普通だった。
しばらく元通りの穏やかさが続いた。
余分な話だけど、相手は彼の家(実家住み)には行ったことがなかったらしい。
はぐらかされていたと聞いた。
あたしは、連れて行ってもらえた。
それも嬉しかった。
ある連休前。
あたしはひさしぶりに彼と会えることでﾜｸﾜｸしていた。
今回は、2泊でいける。
毎日そのことばっかり考えていた。
そんなとき、相手から電話があった。
つづきます

sage進行にしますね。
読みたくなかったらとばしてください。
｢今度はいつ会うの？｣
あたしは日にちを正直に答えた。
そしてお金はもう全部振り込まれたのかときいた。
｢振り込まれたよ。｣ それで電話は終わった。
でも、あたしの都合で行く日が少し早まってしまった。
そして彼に会い、食事をしにお店に入った。
あたしはいつもみたいに彼の携帯をみた。 いつも通り断ってから。
そしてﾘﾀﾞｲﾔﾙを見た。相手の番号があった。
｢…何？この番号｣
｢電話かかってきたからかけなおした｣
｢着歴ないじゃん｣
｢消した｣
…消すならﾘﾀﾞｲﾔﾙも消せよ。
｢は？なんてかかってきたの?｣
｢おまえ(あたし)から俺に二度と電話するなって電話きたっていってた｣
あたしそんなこと一言もいってない！ 絶対にいってない。
｢あたしそんなこといってないよ？っていうか電話してないよ！｣
｢だってそうやってかかってきたよ｣
｢嘘だよ！｣
｢しらねーよ｣
どうして信じてくれないの？ あたし何もしてないのに。
お店のなかでもめていると、ちょうど相手から彼の携帯に電話がかかってきた。
つづきます

｢もしもし？｣
｢…もしもし…？｣
びっくりしたような相手の声。
｢あたし電話しないでなんてあなたに電話した覚えないけど。
してないよね？｣
｢…いいから○○(彼)にかわってよ｣
｢やだ。あたしがしてないってちゃんと言うんだったら代わる｣
｢言うよ。だから代わって｣
｢絶対？｣
｢言うってば！代わって｣
いつまで続くんだよと思いながら代わった。
電話するためにいつ会うか聞いたんだ。最初からそういうつもりだったのか。
あたしがいないと思ってかけてあたしが出たからびっくりしたんだろう。
たぶんむこうはあたしが計算したと思ってるんだろうなぁ…
彼と相手は10分くらい話してた。
｢そんな回りくどい言い方じゃなくて××(あたし)が電話したかどうか聞いてるんだよ｣
とか言ってた。
彼がたまに放つ言葉をｲﾗｲﾗしながら話が終わるのをまった。
話が終わった後、
｢あたしがしてないのわかったでしょ？｣ と聞いたら
｢どっちを信じるかは俺次第って言われた｣って言ってた。
あたしがしてないって言うって言ったから代わったのに…
ほんとにﾑｶつく。正直に代わったあたしもﾊﾞｶだけど。
｢あとは何かいってた？｣
｢あとで電話してっていわれた。無理って言った｣
｢…｣
お金も全部振りこんだんだから今更何を話すっていうの？ 意味わからない。
つづきます

取り合いした男なんて、よく見たらたいしたことない男だったりする。
相手が必死になるからこっちも負けじと必死になる。

彼はあたしを信用してくれたみたいだった。
｢電話してないんだろ？｣
｢してない｣
｢わかった。信じるよ｣
｢うん。もし本当にしたんだったら言ってるよ。それに相手ももっと大きく出てると思う。
あたしの性格しってるでしょ？嘘はつかないよ。｣
｢うん。ごめん｣
あたしは余分なことも彼氏に言っちゃうので彼も納得したみたいだった。
その後、あたしの携帯に相手からの連絡はない。
たぶん、彼の携帯にもないと思う。
長い割にはたいした修羅場じゃなくてｺﾞﾒﾝﾅｻｲ。
最後の盛り上がりもないですｗ
ｽﾚ汚しｽﾏｿ
>>806　ほんとそうかもしれませんね。
でもなんとか今も続いてます。

>>810
まあ810が相手のことを好きならいいんじゃないですか？
後悔しない恋愛を。ﾓﾂｶﾚ！

>>812
ありがとう！