108:名無しさん@お腹いっぱい。2016/07/02(土) 05:32:43.31 .net
〜オヤジの人間性と俺の出生について〜
俺がオヤジに対して警戒心を強めたのには理由が有る。
それはオヤジの人間性だ。
オヤジには前妻が居た。
オヤジ&妻と2人兄妹の4人暮らし。
貧乏ながらも慎ましく暮らしていたらしい。
そんな時に、俺のオヤジは俺のオフクロと出合った。
オフクロは金持ちの娘だった。
都内に何店舗も有る美容室の経営者の娘として、女社長として後を継いでいた。
偶然、オフクロが店内で部下の指導をしていた時に、俺のオヤジが客として店に来たらしい。
オヤジはオフクロに一目惚れ。自分に家族が居る事を隠し、何度もオフクロに接近した。
最初は断っていたオフクロも、婚期を逃したくなかったらしく、付き合い始めた。
そして、俺が出来たんだ。
109:名無しさん@お腹いっぱい。2016/07/02(土) 05:34:23.64 .net
オヤジは、俺が出来た後にオフクロへ「実は結婚してた。前の家族と離婚して君と過ごしたい」と告げた。
その時のオヤジには金が無かったらしく、莫大な慰謝料を全てオフクロが、オヤジの前の家族に支払った。
母から聞いたよ。オヤジは、前の家族にそれはそれは怨まれたらしい。
できれば代わって、俺が腹違いの兄姉に謝罪したいと思う程の怒りを抱えていたという。 その話を始めて聞いたのが、俺が18歳の時、、、オヤジとオフクロがケンカした夜。
ケンカの理由はオフクロが自分の母親の法要に行こうとした時に、オヤジが法要に行くのを止めた。
頑なに法要に参加しようとするオフクロに対し、オヤジは包丁を突き付けて言った。
「俺はお前達一族(オフクロの一族)が大嫌いなんだ。怨んでいる。刺されたくなかったら法要になんか参加するな。」
「ハッキリ言って、お前とは金の為に結婚した。」とね。
その時、オフクロが俺に叫んだんだ。泣きそうな声で「〇〇!助けてっ!」
あの声は一生忘れられないよね。今でも耳に残ってる。
その時のオヤジには金が無かったらしく、莫大な慰謝料を全てオフクロが、オヤジの前の家族に支払った。
母から聞いたよ。オヤジは、前の家族にそれはそれは怨まれたらしい。
できれば代わって、俺が腹違いの兄姉に謝罪したいと思う程の怒りを抱えていたという。 その話を始めて聞いたのが、俺が18歳の時、、、オヤジとオフクロがケンカした夜。
ケンカの理由はオフクロが自分の母親の法要に行こうとした時に、オヤジが法要に行くのを止めた。
頑なに法要に参加しようとするオフクロに対し、オヤジは包丁を突き付けて言った。
「俺はお前達一族(オフクロの一族)が大嫌いなんだ。怨んでいる。刺されたくなかったら法要になんか参加するな。」
「ハッキリ言って、お前とは金の為に結婚した。」とね。
その時、オフクロが俺に叫んだんだ。泣きそうな声で「〇〇!助けてっ!」
あの声は一生忘れられないよね。今でも耳に残ってる。
110:名無しさん@お腹いっぱい。2016/07/02(土) 05:36:43.70 .net
おふくろがさ、、、俺に助けを求めたんだよ。
全身の毛が逆立ったよ。あの夜の事は本当によく覚えてる。
俺が、友達とのスキー合宿から帰った夜だった。 俺は滅多に怒鳴ったりしない人間だがこの時は「てめぇー!愛した女に刃物を向けるのか!」と叫んで、包丁を構えるオヤジの前に立ち塞がった。
オヤジは「刺すぞ!」と叫んで来たので俺は。「刺してみろや!」と叫び返した。
オヤジはかなり腕っ節の強い奴だったが、俺はオヤジを本気で殴りに行こうと思った。
だが、、、あんなのでも俺のオヤジだ。殴れない。どうしても殴れなかったんだ。
だから俺は、その場でドアの窓ガラスを何枚だか忘れたが全部ぶち割った。
オヤジは「うわ〜!すみませんでした〜!」と言いながら仰向けになり、腹を向けて服従のポーズをした。刃物も床に落としてた。
俺は「もう終わりか?あぁ?来いや!刺してみろや!」と叫んだと思う。
オフクロは「もういい、、、もういい、、、あんたもう死んじゃう、、、病院行こう、、、」
俺の両手は血塗れになって何か所も傷口が開いていたわ。
そして、病院の帰りにオフクロがオフクロ方の叔父を呼び、3人でオヤジの過去について話をしたんだ。
全身の毛が逆立ったよ。あの夜の事は本当によく覚えてる。
俺が、友達とのスキー合宿から帰った夜だった。 俺は滅多に怒鳴ったりしない人間だがこの時は「てめぇー!愛した女に刃物を向けるのか!」と叫んで、包丁を構えるオヤジの前に立ち塞がった。
オヤジは「刺すぞ!」と叫んで来たので俺は。「刺してみろや!」と叫び返した。
オヤジはかなり腕っ節の強い奴だったが、俺はオヤジを本気で殴りに行こうと思った。
だが、、、あんなのでも俺のオヤジだ。殴れない。どうしても殴れなかったんだ。
だから俺は、その場でドアの窓ガラスを何枚だか忘れたが全部ぶち割った。
オヤジは「うわ〜!すみませんでした〜!」と言いながら仰向けになり、腹を向けて服従のポーズをした。刃物も床に落としてた。
俺は「もう終わりか?あぁ?来いや!刺してみろや!」と叫んだと思う。
オフクロは「もういい、、、もういい、、、あんたもう死んじゃう、、、病院行こう、、、」
俺の両手は血塗れになって何か所も傷口が開いていたわ。
そして、病院の帰りにオフクロがオフクロ方の叔父を呼び、3人でオヤジの過去について話をしたんだ。
113:名無しさん@お腹いっぱい。2016/07/02(土) 05:54:45.25 .net
その時に、始めてオヤジの過去と自分の出生の話を聞いて真実を知った俺は、
「うわ〜!すみませんでした〜!」と言いながら仰向けになり、
腹を向けて服従のポーズをしたオヤジの姿をフラッシュバックの様に思い出した。 何て情けない父親なんだろうか。
以下に纏めるぜ。
・前の家族を捨ててオフクロと結婚し、俺を作った。しかも、自分を独身だと偽って。
・俺が出来てから初めて結婚していたとオフクロに告げたオヤジ。しかも、慰謝料も全額オフクロ持ち。
オヤジの前妻と子供達はオヤジを怨んだよ。
・愛し合ったオフクロに対して「お前とは金の為に結婚した」と包丁を突き付けた。俺の目の前でさ。
・オフクロの母親(祖母)の法要の参加をも許さないオヤジ。あの時にあいつは言ったんだ。
オフクロに対して「お前は何家の人間だぁ〜?」自分が浮気をしてた癖によ。どの口が言うのかねぇ?
・そして、叔父曰く、オヤジはオフクロと結婚した後も、銀座のホステスと浮気してたんだとよ。 そんなオヤジの種で産まれた俺。
俺は本気でアイデンティティを失ったよ。
「じゃあ、俺って何?何のために産まれたの?あんなオヤジの為に産まれたの?」
分かるかね。この感覚。
今もフラッシュバックと戦いながら一人で書き込みしてるよ。
「うわ〜!すみませんでした〜!」と言いながら仰向けになり、
腹を向けて服従のポーズをしたオヤジの姿をフラッシュバックの様に思い出した。 何て情けない父親なんだろうか。
以下に纏めるぜ。
・前の家族を捨ててオフクロと結婚し、俺を作った。しかも、自分を独身だと偽って。
・俺が出来てから初めて結婚していたとオフクロに告げたオヤジ。しかも、慰謝料も全額オフクロ持ち。
オヤジの前妻と子供達はオヤジを怨んだよ。
・愛し合ったオフクロに対して「お前とは金の為に結婚した」と包丁を突き付けた。俺の目の前でさ。
・オフクロの母親(祖母)の法要の参加をも許さないオヤジ。あの時にあいつは言ったんだ。
オフクロに対して「お前は何家の人間だぁ〜?」自分が浮気をしてた癖によ。どの口が言うのかねぇ?
・そして、叔父曰く、オヤジはオフクロと結婚した後も、銀座のホステスと浮気してたんだとよ。 そんなオヤジの種で産まれた俺。
俺は本気でアイデンティティを失ったよ。
「じゃあ、俺って何?何のために産まれたの?あんなオヤジの為に産まれたの?」
分かるかね。この感覚。
今もフラッシュバックと戦いながら一人で書き込みしてるよ。
114:名無しさん@お腹いっぱい。2016/07/02(土) 05:58:31.30 .net
真実を俺に報告したオフクロは「お父さんと離婚する?」と泣きながら聞いて来たが、俺はお人好しで情けない奴なんだろうな。
「あんなんでも俺のオヤジだ。離婚はしないでほしい」と言ってしまった。あの時に離婚すれば良かったと後悔してるよ。
それから半年後、オフクロは癌で他界した。
オフクロは遺言で「あんただけは普通に幸せになって欲しい。私はあんたが普通に幸せになれる様に出来る限りの努力をして来た。あんたは普通に結婚して、一途に奥さんを愛しなさいよ。」
そして、「あの人(オヤジ)はもう信頼ならない。私の遺産は全てあんた名義で遺す。あんたが全て持ち、あんたが全部管理するのよ!」と言った。(※ここが最高のポイントだ。後で、オヤジと決着を付けやすくなったからね)。
俺は今でもこの2つの遺言だけは守る事を念頭に生きている。あの言葉は俺の希望だった。そして今でも俺の希望なんだ。
死んだオフクロが、今でも俺を守ってくれてると思える。希望なんだ。 以前に1度だけ、オヤジに聞いた事が有る。「オヤジ、、、昔、オフクロ以外の人と結婚したんだって?」とね。
オヤジは「誰からそれを聞いた?もう終わった事だ。今ではお前を1番に思っている」と言った。
でも俺は「前妻と2人の子供には謝罪したのか?今でも申し訳ないと思っているのか?」と返答すると。
「もう終わった事だよ」の一言で片付けられた。 それでも、、、、オヤジはあんな奴だけど俺を産んだ奴だと思い、オフクロが死んでからも二人で暮らしたんだ。
オヤジへの感情も何とか割り切りながらね。
それも今では後悔してる。
「あんなんでも俺のオヤジだ。離婚はしないでほしい」と言ってしまった。あの時に離婚すれば良かったと後悔してるよ。
それから半年後、オフクロは癌で他界した。
オフクロは遺言で「あんただけは普通に幸せになって欲しい。私はあんたが普通に幸せになれる様に出来る限りの努力をして来た。あんたは普通に結婚して、一途に奥さんを愛しなさいよ。」
そして、「あの人(オヤジ)はもう信頼ならない。私の遺産は全てあんた名義で遺す。あんたが全て持ち、あんたが全部管理するのよ!」と言った。(※ここが最高のポイントだ。後で、オヤジと決着を付けやすくなったからね)。
俺は今でもこの2つの遺言だけは守る事を念頭に生きている。あの言葉は俺の希望だった。そして今でも俺の希望なんだ。
死んだオフクロが、今でも俺を守ってくれてると思える。希望なんだ。 以前に1度だけ、オヤジに聞いた事が有る。「オヤジ、、、昔、オフクロ以外の人と結婚したんだって?」とね。
オヤジは「誰からそれを聞いた?もう終わった事だ。今ではお前を1番に思っている」と言った。
でも俺は「前妻と2人の子供には謝罪したのか?今でも申し訳ないと思っているのか?」と返答すると。
「もう終わった事だよ」の一言で片付けられた。 それでも、、、、オヤジはあんな奴だけど俺を産んだ奴だと思い、オフクロが死んでからも二人で暮らしたんだ。
オヤジへの感情も何とか割り切りながらね。
それも今では後悔してる。