71: 48 02/06/10 18:53
上京してからは
4月、新人研修で合宿生活を過ごし、
5月、慣れない仕事を一生懸命覚え、
6月になって初めて帰省できる余裕ができました。それからは毎週のように週末は実家に帰り、
ミユキと時間があれば会うようになっていました。
都合がつかない時はタツヤと遊び、お互いの愚痴や恋愛話などを語っていました。
時にはケイコと3人で遊んだりもしていました。
私は遠恋だったのでタツヤとケイコが羨ましかったです。
お互い近い場所に住んでいたため、会いたい時に会える、
それがどんなに素晴らしいことか。
私にはタツヤとケイコの幸せそうな顔を見る度、『ミユキにも
辛い思いをさせているのかな?』と、どうにもならない悩みを抱えていました。
4月、新人研修で合宿生活を過ごし、
5月、慣れない仕事を一生懸命覚え、
6月になって初めて帰省できる余裕ができました。それからは毎週のように週末は実家に帰り、
ミユキと時間があれば会うようになっていました。
都合がつかない時はタツヤと遊び、お互いの愚痴や恋愛話などを語っていました。
時にはケイコと3人で遊んだりもしていました。
私は遠恋だったのでタツヤとケイコが羨ましかったです。
お互い近い場所に住んでいたため、会いたい時に会える、
それがどんなに素晴らしいことか。
私にはタツヤとケイコの幸せそうな顔を見る度、『ミユキにも
辛い思いをさせているのかな?』と、どうにもならない悩みを抱えていました。
72: 48 02/06/10 18:56
月日は経ち、多少のケンカはあったものの、また春が来ました。
しかし、夜中になったケイコからの電話で私は絶望を味わいます。『ミユキが浮気している』
ケイコはミユキが他の人と付き合っているのを
大分前から知っているようでした。
知ってしまったが故の意識。
罪悪感から私に真実を伝えてくれたようでした。
何故かケイコは泣いていました。
ただ『ゴメン、ゴメン』と何度も繰り返しながら。。。
何故ケイコが泣いているのか、謝っているのか、
その時の私には理解できませんでしたが。
ケイコが伝えてくれた事実
『ミユキが浮気している』
この言葉だけがずっと頭を駆けめぐっていました。
しかし、夜中になったケイコからの電話で私は絶望を味わいます。『ミユキが浮気している』
ケイコはミユキが他の人と付き合っているのを
大分前から知っているようでした。
知ってしまったが故の意識。
罪悪感から私に真実を伝えてくれたようでした。
何故かケイコは泣いていました。
ただ『ゴメン、ゴメン』と何度も繰り返しながら。。。
何故ケイコが泣いているのか、謝っているのか、
その時の私には理解できませんでしたが。
ケイコが伝えてくれた事実
『ミユキが浮気している』
この言葉だけがずっと頭を駆けめぐっていました。
73: 48 02/06/10 18:58
事の真相を確かめるべく、私はすぐさまミユキに電話しました。
ミユキは何事もなかったかのように電話に出ます。
ありきたりの会話が続く中、私にはとても辛い言葉でした。『浮気しているのか?』
そう告げると、今での会話が嘘のように長い沈黙が続きました。
数え切れない程のいいわけ。
数え切れない程の謝罪。
ミユキはずっと泣いていました。
そして、私もずっと泣いていました。
どのくらい会話が続いたのか。
気がつくと電話は切れていました。
週末、私が実家に帰る約束を残して。。。
ミユキは何事もなかったかのように電話に出ます。
ありきたりの会話が続く中、私にはとても辛い言葉でした。『浮気しているのか?』
そう告げると、今での会話が嘘のように長い沈黙が続きました。
数え切れない程のいいわけ。
数え切れない程の謝罪。
ミユキはずっと泣いていました。
そして、私もずっと泣いていました。
どのくらい会話が続いたのか。
気がつくと電話は切れていました。
週末、私が実家に帰る約束を残して。。。
74: 48 02/06/10 19:01
『遠距離は寂しい、側にいてくれる人が欲しかった』
ミユキの言い訳でした。
ミユキに寂しい思いをさせないため、毎週末帰省していた私には
もはやどうしようもない言葉でした。
いや、私が会いたかったからと言った方が適切でしょうね。しかし、ミユキは『別れたくない』と続けざまに話してきます。
私だって別れたくはないし、何よりミユキが好きでした。
結果、その男とは別れることを約束し、浮気の件は許すことになりました。
そして私は東京に戻り、今までどおりの生活が続きます。
無論、ケイコに事の結果と感謝の言葉を伝えて。
1ヶ月後、再びケイコから電話がなりました。
『私にはミユキがわからない、48っていう人がいるのに』
涙まじりの声。
『ミユキの浮気はまだ続いているの、それに。。。』
言葉が詰まった後。
『それに。。。違う人とも付き合っている』
笑顔でいるミユキが、私から遠ざかっていく感覚でした。
ミユキの言い訳でした。
ミユキに寂しい思いをさせないため、毎週末帰省していた私には
もはやどうしようもない言葉でした。
いや、私が会いたかったからと言った方が適切でしょうね。しかし、ミユキは『別れたくない』と続けざまに話してきます。
私だって別れたくはないし、何よりミユキが好きでした。
結果、その男とは別れることを約束し、浮気の件は許すことになりました。
そして私は東京に戻り、今までどおりの生活が続きます。
無論、ケイコに事の結果と感謝の言葉を伝えて。
1ヶ月後、再びケイコから電話がなりました。
『私にはミユキがわからない、48っていう人がいるのに』
涙まじりの声。
『ミユキの浮気はまだ続いているの、それに。。。』
言葉が詰まった後。
『それに。。。違う人とも付き合っている』
笑顔でいるミユキが、私から遠ざかっていく感覚でした。
75: 48 02/06/10 19:03
ただ会いたい、会って話がしたい。
そう思った私はその場でミユキには連絡せず、週末まで待ちました。仕事が終わると同時に実家へ向かい、ミユキには金曜日中に会えました。
いつものように変わらず繰り返されるはずだったデート。
今までの思い出、会話、仕草。
それら全てが頭の中を駆けめぐります。
私には涙を止めることが出来ませんでした。
不思議がっているミユキ。
しかし、どこかぎこちない感じでした。
私はその日、ミユキに別れを告げました。
前と同じようにミユキも泣いていましたが、私にはもう無理でした。
ずっと、ずっと泣いていました。
帰り道。
星が凄く綺麗で、流れ星を見つけました。
一瞬だったので願い事は言えず、叶うこともないと思いましたが、
私は言葉にならない声で呟きました。
『昔に戻りたい』と。
---ミユキとの話は以上です、長文失礼しました---
なんかあんまり修羅場って感じじゃないですねぇ
恋愛話になってしまった。。。
すいませんです
そう思った私はその場でミユキには連絡せず、週末まで待ちました。仕事が終わると同時に実家へ向かい、ミユキには金曜日中に会えました。
いつものように変わらず繰り返されるはずだったデート。
今までの思い出、会話、仕草。
それら全てが頭の中を駆けめぐります。
私には涙を止めることが出来ませんでした。
不思議がっているミユキ。
しかし、どこかぎこちない感じでした。
私はその日、ミユキに別れを告げました。
前と同じようにミユキも泣いていましたが、私にはもう無理でした。
ずっと、ずっと泣いていました。
帰り道。
星が凄く綺麗で、流れ星を見つけました。
一瞬だったので願い事は言えず、叶うこともないと思いましたが、
私は言葉にならない声で呟きました。
『昔に戻りたい』と。
---ミユキとの話は以上です、長文失礼しました---
なんかあんまり修羅場って感じじゃないですねぇ
恋愛話になってしまった。。。
すいませんです
引用元: ・◇修羅場◇ part9