345:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2014/02/26(水)12:37:32.35 ID: .net
お前ら色々感想ありがとう
DQN男の襲来の希望があったから、ちょっと書いてみようと思うちなみに俺と嫁の年齢は変わらんDQN(以下金髪と称す) 金髪イケメン、しかし体はガリ男、中卒、歳は嫁と同い年、職業メンズ(ホストのことね)
まず、当時の俺と嫁は、付き合いはしたものの、ケンカの絶えない毎日を送っていた
喧嘩の頻度は凄まじくて、喧嘩しない日の方が珍しいくらいだった
元々嫁は我が強くて負けず嫌い
俺はヘタレだけど、なんか年下の嫁に一方的に言われるのが悔しくて、同じ土俵で毎日ファイトしてた
会った時の流れは、遊び行く→楽しむ→喧嘩する→自然回復→和解って感じ
当時の俺と嫁の状況を知る知人は、『もって1ヶ月くらいだろうな』みたいな感じで言ってた
そんな中の出来事
DQN男の襲来の希望があったから、ちょっと書いてみようと思うちなみに俺と嫁の年齢は変わらんDQN(以下金髪と称す) 金髪イケメン、しかし体はガリ男、中卒、歳は嫁と同い年、職業メンズ(ホストのことね)
まず、当時の俺と嫁は、付き合いはしたものの、ケンカの絶えない毎日を送っていた
喧嘩の頻度は凄まじくて、喧嘩しない日の方が珍しいくらいだった
元々嫁は我が強くて負けず嫌い
俺はヘタレだけど、なんか年下の嫁に一方的に言われるのが悔しくて、同じ土俵で毎日ファイトしてた
会った時の流れは、遊び行く→楽しむ→喧嘩する→自然回復→和解って感じ
当時の俺と嫁の状況を知る知人は、『もって1ヶ月くらいだろうな』みたいな感じで言ってた
そんな中の出来事
346:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2014/02/26(水)12:52:19.71 ID: .net
ちなみに仕事の休憩時間に書いてるから、途中で途切れる
出来るだけ書いて、残りは夜書くから暇つぶし程度に読んでくれその日俺と嫁は、嫁の家でマターリしてた
ていうのも、俺は社員寮に住んでて、部外者は禁止だったから、家でゆったりするのは嫁の家になっていた
最初は俺も遠慮してたけど、嫁母から『俺くんいつでも家に来ていいからね』という暖かい言葉を貰ってたから、存分に甘えていた
で、二人で何気なくテレビを見ていたんだけど、突然玄関が開く音が聞こえて、『おい嫁ー!!』って男が家の中に叫んできた
何事かと嫁が玄関の方に行くと、『え!?金髪!?』って驚愕してたもんだから、俺もチラッと様子を見に行ったそこには、金髪が立ってた
出来るだけ書いて、残りは夜書くから暇つぶし程度に読んでくれその日俺と嫁は、嫁の家でマターリしてた
ていうのも、俺は社員寮に住んでて、部外者は禁止だったから、家でゆったりするのは嫁の家になっていた
最初は俺も遠慮してたけど、嫁母から『俺くんいつでも家に来ていいからね』という暖かい言葉を貰ってたから、存分に甘えていた
で、二人で何気なくテレビを見ていたんだけど、突然玄関が開く音が聞こえて、『おい嫁ー!!』って男が家の中に叫んできた
何事かと嫁が玄関の方に行くと、『え!?金髪!?』って驚愕してたもんだから、俺もチラッと様子を見に行ったそこには、金髪が立ってた
347:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2014/02/26(水)12:57:58.57 ID: .net
その金髪ってのが、見るからに『うわ、DQNだ』って感じの奴
真っ金金のストレートヘア、顔は男の俺から見てもイケメンだったが、どっかチンピラ臭い
服装も胸元をガッと開けて着くずれした黒いスーツ
一見して、安っぽいホストって感じだった(まあ実際そうだったんだけど)その金髪、なんか満面の笑みで嫁に話してんの
『嫁!いきなりスナック辞めたって聞いたから来たんだよ!』
嫁は困ったように返事を返す
『来たって、何で私の家知ってんの!?』
『店の女から聞いたんだよ!なあ、何でいきなり辞めたんだよ!』
『別に関係ないでしょ!?』
『関係あるし!俺、お前の彼氏じゃん!?』俺絶句。いきなり彼氏宣言が飛び出した
真っ金金のストレートヘア、顔は男の俺から見てもイケメンだったが、どっかチンピラ臭い
服装も胸元をガッと開けて着くずれした黒いスーツ
一見して、安っぽいホストって感じだった(まあ実際そうだったんだけど)その金髪、なんか満面の笑みで嫁に話してんの
『嫁!いきなりスナック辞めたって聞いたから来たんだよ!』
嫁は困ったように返事を返す
『来たって、何で私の家知ってんの!?』
『店の女から聞いたんだよ!なあ、何でいきなり辞めたんだよ!』
『別に関係ないでしょ!?』
『関係あるし!俺、お前の彼氏じゃん!?』俺絶句。いきなり彼氏宣言が飛び出した
349:名無しさん@お腹いっぱい。 : 2014/02/26(水)13:13:02.78 ID: .net
いきなり来た男が、嫁の彼氏宣言したんだ
普通驚くだろ?
当然俺も然り
『はぁっ!!??』
って叫んじゃったそしたらその声で、金髪が俺に気付いたんだ
で、それまで嫁に見せていた笑顔とは打って変わって、ブチギレモード全開で俺を睨んで来た
『……お前、誰?』
完全にメンチ切られた俺
ヘタレな俺はちょっとビビる
しかし脳内では絶賛ツッコミ中
(……いやそれ、俺のセリフ)
慌てて嫁が俺を庇う
『金髪には関係ないでしょ!?帰ってよ!!』
そしたら金髪、今度は嫁に噛み付いた
『おい嫁!!コイツなんだよ!!なんでお前の家にいるんだよ!!』会話だけを聞いたら、完全に俺が浮気相手
彼氏のいぬ間に家に上がり込んだ男
そん時の俺、俄然混乱中
『え?コイツ彼氏なの?』
『じゃあ俺は?彼氏じゃねえの?』
『え?え?じゃあ何?嫁、実は彼氏持ちだったの黙ってたの?』
脳内でそればっかエンドレスリピートしてた
マターリモードは、金髪の襲来で完全に修羅場へと突入してた
そろそろ休憩時間終わるから仕事戻るわ
続きはまた夜
別に楽しみに待たなくていいから、暇だったら夜覗いてくれ
普通驚くだろ?
当然俺も然り
『はぁっ!!??』
って叫んじゃったそしたらその声で、金髪が俺に気付いたんだ
で、それまで嫁に見せていた笑顔とは打って変わって、ブチギレモード全開で俺を睨んで来た
『……お前、誰?』
完全にメンチ切られた俺
ヘタレな俺はちょっとビビる
しかし脳内では絶賛ツッコミ中
(……いやそれ、俺のセリフ)
慌てて嫁が俺を庇う
『金髪には関係ないでしょ!?帰ってよ!!』
そしたら金髪、今度は嫁に噛み付いた
『おい嫁!!コイツなんだよ!!なんでお前の家にいるんだよ!!』会話だけを聞いたら、完全に俺が浮気相手
彼氏のいぬ間に家に上がり込んだ男
そん時の俺、俄然混乱中
『え?コイツ彼氏なの?』
『じゃあ俺は?彼氏じゃねえの?』
『え?え?じゃあ何?嫁、実は彼氏持ちだったの黙ってたの?』
脳内でそればっかエンドレスリピートしてた
マターリモードは、金髪の襲来で完全に修羅場へと突入してた
そろそろ休憩時間終わるから仕事戻るわ
続きはまた夜
別に楽しみに待たなくていいから、暇だったら夜覗いてくれ
369:362 : 2014/02/27(木)00:00:44.31 ID: .net
これでいいかな?
ってid変ったかw
ってid変ったかw
370:345 : 2014/02/27(木)00:00:57.72 ID: .net
これでいいのか?
俺『お前誰だよ』
金髪『お前こそ誰だよ』
俺『あ!?何だって!?』(ホントはがっつり聞こえてる)
金髪『だから……お前、誰だよ』
俺『何お前?何震えてんの?』(ちなみに震えてない。マインドアタック)
金髪『は?(自分の手足を見る)震えてねえし』
俺『お前、気付いてないの?めっちゃ震えてんじゃねえか』(ホントは全く震えてない。むしろ俺がガクブル中)
金髪『………』(もはや何も言わない)
俺(——もろたで!!)
俺『……お前、もう帰れよ。話になんねえよ』(いやマジで帰ってくれ)
金髪『………』
俺『どうすんの?帰んの?帰んないの?』
金髪『……チッ』
ようやく、金髪は引き返して行った
俺嫌な汗ダラダラ流して、ホントはすぐにへばりたかったけど、そこは意地で我慢
家の前には白いセルシオが止まってて、金髪はそれに乗り込んだ
で捨て台詞
『——夜迎えに行くからな!店に行く用意しとけよ!!』
遠吠えを残した後、金髪は撤退していった
とまあ、第一次金髪襲撃は何とか撃退するに至ったわけだ
とりあえず、後ろにいた嫁の頭撫でて、俺には嫁と金髪の関連性が分からなかった聞いてみたんだ
俺『お前誰だよ』
金髪『お前こそ誰だよ』
俺『あ!?何だって!?』(ホントはがっつり聞こえてる)
金髪『だから……お前、誰だよ』
俺『何お前?何震えてんの?』(ちなみに震えてない。マインドアタック)
金髪『は?(自分の手足を見る)震えてねえし』
俺『お前、気付いてないの?めっちゃ震えてんじゃねえか』(ホントは全く震えてない。むしろ俺がガクブル中)
金髪『………』(もはや何も言わない)
俺(——もろたで!!)
俺『……お前、もう帰れよ。話になんねえよ』(いやマジで帰ってくれ)
金髪『………』
俺『どうすんの?帰んの?帰んないの?』
金髪『……チッ』
ようやく、金髪は引き返して行った
俺嫌な汗ダラダラ流して、ホントはすぐにへばりたかったけど、そこは意地で我慢
家の前には白いセルシオが止まってて、金髪はそれに乗り込んだ
で捨て台詞
『——夜迎えに行くからな!店に行く用意しとけよ!!』
遠吠えを残した後、金髪は撤退していった
とまあ、第一次金髪襲撃は何とか撃退するに至ったわけだ
とりあえず、後ろにいた嫁の頭撫でて、俺には嫁と金髪の関連性が分からなかった聞いてみたんだ
374:345 : 2014/02/27(木)00:08:20.77 ID: .net
嫁が言うには、あの男は嫁が働いていたスナックのすぐ近くにある、メンズ(つまりはホスト)の奴らしい
なんでも、一度嫁にコクッてきたらしいが、普通に振ったとか
しかし金髪はある意味逞しかったようだ
なんとまあ、勝手に周囲に嫁と付き合ってることにしたらしい
嫁は呆れて相手をしなかったみたいなんだが、そのまま自称彼氏を名乗ってるようだ
もちろん遊びに行くことはないらしい
金髪の店が終わると、そのまま嫁の店に遊びに来てから嫁にアタックしまくってるとのことだった
なんとまあ情けないイケメンなことでしかし、実際問題、夜にはもう一度来ると宣言していたわけで、俺は早急に対策を練る必要があった
今後の奴の行動は、ある程度予想がついていた
一人だと奴もまたヘタレだったようで、ヘタレなDQNが取る行動は一つ
……そう、徒党を組むことだ
おそらく、夜に来るときは誰か応援を読んで来るだろう——そう予想した俺は、ある奴に相談することにしたそれは俺の旧知の友、Sだった
その日は休日だったからすぐに連絡がついて、俺と嫁は近くのファミレスでAと落ち合うことにした
なんでも、一度嫁にコクッてきたらしいが、普通に振ったとか
しかし金髪はある意味逞しかったようだ
なんとまあ、勝手に周囲に嫁と付き合ってることにしたらしい
嫁は呆れて相手をしなかったみたいなんだが、そのまま自称彼氏を名乗ってるようだ
もちろん遊びに行くことはないらしい
金髪の店が終わると、そのまま嫁の店に遊びに来てから嫁にアタックしまくってるとのことだった
なんとまあ情けないイケメンなことでしかし、実際問題、夜にはもう一度来ると宣言していたわけで、俺は早急に対策を練る必要があった
今後の奴の行動は、ある程度予想がついていた
一人だと奴もまたヘタレだったようで、ヘタレなDQNが取る行動は一つ
……そう、徒党を組むことだ
おそらく、夜に来るときは誰か応援を読んで来るだろう——そう予想した俺は、ある奴に相談することにしたそれは俺の旧知の友、Sだった
その日は休日だったからすぐに連絡がついて、俺と嫁は近くのファミレスでAと落ち合うことにした
379:345 : 2014/02/27(木)00:37:04.34 ID: .net
Sには昔、一目ぼれした女の子と付き合えるようあの手この手でフォローして、見事成功させていた
それから何か困ったことがあれば、いつでも力になるという固い男の約束をした仲であり、今回、その約束を果たしてもらおうと連絡したわけだファミレスに着いた時、Sは既に来ていた。どうやら野暮用で近くにいたらしい
嫁はSの姿に驚いていたまずSは凄まじくデカい。身長は190オーバー
髪は角刈り、サングラスの愛好家
……そして、ゴリマッチョ
奴が憧れるのは、北斗の拳のラオウ。そう、奴はラオウになりたいのだ
見た目は完全にプロレスラーだが、実際は自宅で勝ってるウサギのベティちゃんをこよなく愛する心優しい青年である
で、さっそく俺はことの経緯をSに説明した
Sは注文していたダブルハンバーグセット(ご飯大盛り)をまるでポテチでも食うかのように食いながら聞いていた
『……というわけなんだが。S、なんかいい手はねえか?』
その言葉と同時、Sはハンバーグセットを喰い終わり、ニヤリと笑う
『任せろ。俺に、いい案がある。それはな……』
そしてSは俺と嫁に“とある作戦”を耳打ちし始めた
それはまさに、恐怖の作戦だった。俺なら絶対されたくないな。マジで
『……Sよ、お前は恐ろしい奴だな』
『ふっ……褒めるなよ俺』
俺とSは固い握手をし、ここにDQN撃退作戦を計画したわけだ
しかし実際に時間はない
夜には金髪達が来るわけだし
ぶっちゃけ嫁を他所に連れて行けば大丈夫なのだが、それでは根本的な解決にはならない
今日がダメなら明日、明日がダメなら明後日と、向こうが諦めない限り、嫁へのアタックは止まらないだろう
つまり、撃退作戦とは、金髪が二度と俺と嫁に関わりたくないと思わせる作戦であった
それから、俺とSは急ピッチで準備を進めた
準備は滞りなく進み、そして夜となった
それから何か困ったことがあれば、いつでも力になるという固い男の約束をした仲であり、今回、その約束を果たしてもらおうと連絡したわけだファミレスに着いた時、Sは既に来ていた。どうやら野暮用で近くにいたらしい
嫁はSの姿に驚いていたまずSは凄まじくデカい。身長は190オーバー
髪は角刈り、サングラスの愛好家
……そして、ゴリマッチョ
奴が憧れるのは、北斗の拳のラオウ。そう、奴はラオウになりたいのだ
見た目は完全にプロレスラーだが、実際は自宅で勝ってるウサギのベティちゃんをこよなく愛する心優しい青年である
で、さっそく俺はことの経緯をSに説明した
Sは注文していたダブルハンバーグセット(ご飯大盛り)をまるでポテチでも食うかのように食いながら聞いていた
『……というわけなんだが。S、なんかいい手はねえか?』
その言葉と同時、Sはハンバーグセットを喰い終わり、ニヤリと笑う
『任せろ。俺に、いい案がある。それはな……』
そしてSは俺と嫁に“とある作戦”を耳打ちし始めた
それはまさに、恐怖の作戦だった。俺なら絶対されたくないな。マジで
『……Sよ、お前は恐ろしい奴だな』
『ふっ……褒めるなよ俺』
俺とSは固い握手をし、ここにDQN撃退作戦を計画したわけだ
しかし実際に時間はない
夜には金髪達が来るわけだし
ぶっちゃけ嫁を他所に連れて行けば大丈夫なのだが、それでは根本的な解決にはならない
今日がダメなら明日、明日がダメなら明後日と、向こうが諦めない限り、嫁へのアタックは止まらないだろう
つまり、撃退作戦とは、金髪が二度と俺と嫁に関わりたくないと思わせる作戦であった
それから、俺とSは急ピッチで準備を進めた
準備は滞りなく進み、そして夜となった