268:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 22:20:28.34 ID: ID:i3FL+HFU0
その夜、彼女に別れようと言った。
彼女は訳がわからなかったみたいだった。別れたくないと泣きわめいていたが、正直そんな人に妻になってもらいたくないし、まして母親になんてなってもらいたくなかった。 訳を教えないと別れないと別れないと言い、ここで初めて問い詰めた。
271:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 22:26:46.71 ID: ID:i3FL+HFU0
彼女は職場の上司の明細書を間違えて、なんて言っていた。じゃあ会社の名前と住所は?
なんでそんな事いちいち聞くの!と答えてくれなかったので、給料明細に書いてある会社名を検索し、ここが職場かと聞いても答えなかった。
ようやく彼女もばれた事を理解したのか、真っ青な顔をしていた。 上司の名前と言っていた給料明細の名前を検索し画像を見せると、彼女はしくしくと泣いていた。
272:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 22:32:18.02 ID: ID:i3FL+HFU0
その後おれは、なぜか終始冷静でいれた。 浮気ならば許すか許さないかの葛藤もあったかもしれないが、そんな葛藤は無かったからかもしれない。
274:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 22:43:19.90 ID: ID:i3FL+HFU0
誰とも会う気もせず 正直、自殺してしまいたいと思ったこともあった。彼女の連絡先や写真など思い出のものはすべて捨てて。 思い出したくもなかった。
半年後ようやく悲しみもうすれ外に出て人と会いたいと思うようになった。彼女との共通の友人だが親友と本当に久々に会った。 周りでもおれのことを心配していたらしい。 聞けばおれがフられたショックで家から出られないとみんなは思っていたようだった。 さらにおれをフった理由はおれの浮気が原因だと周りには話していた。 と聞いた
276:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 22:49:44.52 ID: ID:i3FL+HFU0
そんな風に過ごしてきたのがバカらしく感じた瞬間だった。 悲しい気持ちが怒りになった瞬間でもあった。
278:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 22:57:29.11 ID: ID:i3FL+HFU0
復讐はここから始まった。 別れ話を聞かれた友人には全員事実を話した。 女友達は彼女を軽蔑し、男友達は軽蔑してるのかいいオナネタができたと思ってるのか不思議な反応だった。 そして友人からどんどん彼女の周りから人が離れていったと聞いた。
282:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 23:02:14.47 ID: ID:i3FL+HFU0
電話に出ると君の借金を娘が払ってるそうじゃないかと。
おれはそんな事身に覚えは全くない。父親は両親と私3人で会おうと提案してきたので会うことに。
284:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 23:03:05.99 ID: ID:i3FL+HFU0
290:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 23:08:19.76 ID: ID:i3FL+HFU0
話す内容は借金の話。
両親が言うには、彼女曰くおれが留学前、海外留学の金を使い込んで仕方なく借金した金を返してると話してくれた。
おれはそんな事もしてないしましてどこからか金を借りた覚えはなかった。
おれは、なんの借金かは大方予想がついた。
291:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 23:14:49.59 ID: ID:i3FL+HFU0
友達と同じくおれの浮気が原因だときていたらしい。そしてこの借金の話も聞き両親はおれを殺したいくらいの気持ちで今日あったんだろう。
おれは携帯電話で彼女の芸名を検索し両親に渡した。 彼女を問い詰めた時と同じく、両親の顔は真っ青になっていた。
父親は顔を伏せ母親は泣いていた。
母親は、おれにごめんなさいと泣きながら言った。 おれも泣きながら頷いた。
292:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 23:17:37.12 ID: ID:i3FL+HFU0
294:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 23:25:48.13 ID: ID:i3FL+HFU0
彼女の借金は、プロダクションの契約破棄の違約金AV出演女優の名前の削除。
そしてネット上に溢れている彼女の画像を消す金だと聞いた。
おれが周り真実を話してるのを知り必死になってその事実を消そうとしていたそうだ。 そして、その間2度も彼女は自殺未遂をしていた。
そう父親が話してくれた。そして最後に、申し訳なかった もう誰にもこの事を言わないでくれと、 持ったことない位分厚い封筒を渡してきた。
295:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 23:31:12.95 ID: ID:i3FL+HFU0
と友人から聞いた。
彼女には一生この事実が出てくる恐怖につきまとわれるし、生きた心地はしないのだろうと思う。 ただ、彼女が死のうが生きようがウソが身を滅ぼすという事に気づいて将来を送って欲しいと思う。
297:本当にあった怖い名無し : 2012/11/12(月) 23:34:10.14 ID: ID:i3FL+HFU0
今日ここに書かかせてもらって、これが最後の復讐。
おれも幸せになりたいし。
ありがとうございます。