朝、会社に行こうと準備をしていた時に急に電話が鳴りました・・・「今朝、彼氏さんの身柄を拘束しました」

B!

595: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 10:11
ここで言う修羅場じゃないけれど
思い出すと鬱になる別れはあったなあ・・・。でも、男女間の修羅場ほど面白くともなんともないから
書けないよぅ

 

600: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 12:06
>>595
男と女じゃないってことは友達関係?
友達関係でも時に恋愛感情のようにもつれることってあるよね。
よかったらあらすじだけでもプリーズ・・・。

 

602: 595 2001/08/16(木) 12:45
>>600
んとねー、男女間と言えば男女間。
ぶっちゃけて言うと、前彼と私の別れた原因が警察沙汰だったって事。
地雷女とか出てきたほうが面白いですよね…。

 

603: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 13:26
いやいや、カラーの違うのもきぼんぬ!>595

 

606: 595 2001/08/16(木) 13:49
>>603
では、時間があれば夜にでも書き込みにきます。

 

651: 595 2001/08/16(木) 21:23
私の修羅場は・・・とあるチャットで知り合った彼(A)
当時は私も無防備で、すぐに携帯の電話番号をメールで交換しました。
電話で話してみると、とても口調は柔らかく
やさしい印象でした。その時の私は仕事に疲れ、何かによっかっかっていないと
だめになってしまうかもしれないと思いつめていました。
そんな時に、Aと知り合い、Aと話す事で
私は安らいでいました。
そんな日々が続き、Aから
「仕事で新宿に行くから、一緒に飯でもどう?」と誘われました。

 

652: 595 2001/08/16(木) 21:31
>>651の続きです。)Aから誘われた時には、私はすでにAにひかれていたのかもしれません。
その日は仕事も手につかず、ただ時間が過ぎるのを待っていました。
仕事が終わり、待ち合わせ場所へ行くとAがいました。そして二人で夕食を食べながら
彼の仕事の話(とあるメーカーの社長でした。)や
家族の話(家族とはうまくいっていない。両親は離婚。妹は家を出ている)
などを聞きました。
不器用ながらもAの優しさを感じて、一気に私達の距離は近づき
出会ったその日に、ホテルへ行ってしまいました。
本当に、今考えると若さの所為とは言え
浅はかだったと思います。

 

654: 595 2001/08/16(木) 21:40
>>652の続き)
それから、私達は付き合うようになり
いろんな所へ遊びにいったりしました。メーカーの社長とはいえ、A一人で仕事のすべてを
行っているので、徹夜は常識。
いつも仕事仕事が口癖の人でした。
しかし、私と会うときは食事代、交通費などすべてをAが出してくれました。
食事をする所もAが連れて行ってくれるところは
ホテルのバーなど、その当時の私には
「高級なお店」と、思わせるに十分なところばかりでした。私は遠慮しながらも
「社長って本当に気前がいいんだな」と、何の疑いもなく
Aとのデートを重ねていました。

 

656: 595 2001/08/16(木) 21:45
(>>654の続き)私とAが出会ったのは1月でした。
付き合って一ヶ月経ったころ、「友達に会わせたい」と
私をBさんに紹介しました。AとBさんは昔からの友達で、古い写真を見せてもらいながら
いろんな話を聞かせてもらいました。
学生時代の話、Bさんの結婚式の時の話…。
私は、それまで彼氏の友達に紹介してもらったことがなかったので
正直舞い上がっていました。
「これで、お前も本当に落ち着けるな」
うれしそうにAにいったBさんの言葉・・・。
その時に、ふと感じた違和感。
それがこんな事になるとは、誰も予想はできなかったでしょう。

 

657: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 21:50
こんなことって・・?なになに?
658: 595 2001/08/16(木) 21:55
なんか、文章下手ですね・・・私
一気に問題部分に行ったほうがいいかな?と思いつつ
もう少し書かせてください。(>>656の続き)何度かデートを重ねていくうちに
おや?と思うことが、増えてきました。
○一度、急にホテルに止まることになった時に
お互いに手持ちの現金がなく、Aに
「悪いけれど、カードで払ってくれないかな?」
その時は
「いつも出してもらっているし、これくらいはいいかな」と
私はカードでホテル代を払いました。
○GWに旅行に行きたいね。という話が出て
海外に行きたい!といった私に
Aは言葉を濁しつつも、国内旅行がいいと言いました。
それまで、私の趣味のスキューバの話にとても興味があるという話を
していたのにおかしいな…と思っていました。
でも、こんな些細なことをいちいち気にしても仕方ないし
実際は一緒にいられる毎日が楽しくて仕方がなかったのです。
2月が過ぎて、3月になり
もうすぐホワイトデーと言う時に、事件がおきました。

 

659: 595 2001/08/16(木) 22:00
「ホワイトデー、ほしいものある?」
Aは突然私に言いました。私はその時に欲しかった、あるブランドのかばんの話をしました。
確か3万円くらいだったと思います。Aは「ホワイトデー楽しみにしててね」笑ってそう言いました。
そして、3月13日の夜。
次の日、Aが仕事で新宿に行くので夕飯を食べようと
電話をしてきました。
次の日はホワイトデー。
「楽しみだね」と笑いながら話をして電話を切って
私は眠りにつきました。

 

660: 595 2001/08/16(木) 22:09
(>>659の続き)そして3月14日。
朝、会社に行こうと準備をしていた時に
急に電話が鳴りました。時々Aは、朝徹夜明けに電話をしてきたこともあったのですが
その前の夜の電話では仕事をすると言っていなかったので
誰だろう・・・?と思いながらも電話を取りました。
私「はい」
男性「○○(私の名前)さんですか?■■警察ですが」
私「はい?」
男性「今朝、Aさんの身柄を拘束しました」
身柄を拘束…
一瞬頭が真っ白になりました。
私にはその男性の言っている事がすぐに理解できませんでした。
やっとのことで出た言葉は
「いったいどういうことでしょうか?」の一言。
そして答えは
「今はまだ、お話できませんので」
「面会ができるようになったらまたご連絡します」
気がついたら私は、母親の前で泣いていました。

 

662: 595 2001/08/16(木) 22:20
(>>660の続き)その日は会社を休み、警察からの連絡を待ちました。
一体どういうことなのか?
何かの事件に巻き込まれたのか?
彼の身に何があったのか?
頭の中がいろんな考えでいっぱいになって
何も食べていないのに、何度も吐きました。
胃の中も空っぽになってしまった頃、警察から
「面会が出来る様になったので、来てほしい」との連絡がありました。
次の日一睡もできないままで出社し、夜に警察へ行きました。
その時の出来事は、まるで安物のドラマの様でした。
両手に手錠をかけられ狭い接見室に現れたAは、疲れきった表情のまま
ぽつぽつと話し始めました。

 

664: 595 2001/08/16(木) 22:25
Aの犯した罪は「窃盗」でした。
いわゆる空き巣です。
私との電話を切って、そのまま彼は車に乗って出かけたそうです。あまりの出来事に、私の脳は理解することを拒否していました。
だって、明日(14日)会おうねって言ってたのに。
いつもと変わらない声で「お休み」って言ったのに。プラスチックの仕切り越しに、小さな声で
Aは自分の罪を告白していました。
そして、さらに信じられないことを告白したのです。

 

665: 595 2001/08/16(木) 22:27
なんか、自分の文才の無さを痛感してしまいました。
簡潔に文章が書けないとウザイですね。ここからはかいつまんで書くことにします。
スレをつまらなくさせてしまってごめんなさい。

 

670: 595 2001/08/16(木) 22:37
実は、彼はこのときが初めてではなかったのです。
前科一犯。しかも執行猶予中。
これを聞いて>>658に書いた不思議な部分が判ってきました。私はAの貴重品をいわれるままに預かり、家へ帰りました。
そして「(Aの友人)Cさんは前回の事件でもいろいろお世話になったから
心配なことがあったらCさんに連絡をとって」とのAの言葉通り、Cさんへ電話をしました。何がなんだかわからない私にとってCさんの存在は
藁にもすがる思いでした。
そして、電話口にでたCさんに
私「突然お電話してしまって申し訳ありません。実はAが…」
と、Aの名前を出した途端
C「また、何かやったのあいつ?」
とつめたい口調でCさんは言いました。

 

671: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 22:45
続き期待age
672: 595 2001/08/16(木) 22:46
ああ、レス下さった皆さんありがとうございます。
ずいぶんと昔のことなので思い出しながら書いているのがいけないですね。Cさんへ電話したのは、何もわからない私が
唯一Aの事を教えてもらえる人だと思っていたからです。
Aもそうするように言っていました。しかし、Cさんの口から出てきた事実は
私の想像をはるかに越えていました。
Aの事業は一度失敗をしていて、大きな借金を抱えている事。
一度目の犯行はその借金が原因だった事。
Aは父親と二人暮しだったのですが、その仲はとても悪かった事
そんなことをCさんは半分怒りながら
もう半分は呆れていたのかもしれません。
それでも、私の知らなかったAについて話してくれました。
BさんもAの前科を知っていたらしく
あのときの言葉はここから来ていたのだと、そのとき判りました。
たった一晩で、私の周りが180度変わっていってしまったのです。

 

673: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 22:50
うわぁ

 

674: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 22:51
ひぇぇぇぇ…。続きキボンヌ!

 

675: 595 2001/08/16(木) 22:52
それからの私は、会社をたびたび休んでは警察に行き
Aとの面会や、Aの事業の代わりをしたり
担当弁護士に会ったりと、まるで家族同様な毎日を過ごしていました。当の家族はA自身が連絡を取りたくないということで
私がかかわっていた限りでは、誰も面会にすら来ようとしませんでした。今から考えると、なぜ私がこんなことをしなければいけないのだろうと思います。
しかし、当時の私は、まるでドラマの俳優のように
「与えられたシナリオをこなしているだけ」でした。
ただ、Aへの思いはありました。
きっとすべて終われば、本当の事がわかる筈だと・・・。

 

677: 595 2001/08/16(木) 22:59
正直、疲れていました。
自分の母親にも心配かけて、友達にも相談できない。
毎日毎日見えない錘が両肩にずっしりと乗っているようで
ただ、何も考えられずに警察からの電話に出て
弁護士からの電話に出て
Cさんへ報告して
その度に、Cさんの説教とも愚痴ともつかない長電話を聞いて…でも、泣けませんでした。
泣いたらもう、動けなると思っていました。週に2.3通、Aから手紙が届いていました。
内容は「全部済んだら結婚してほしい」
そう書いてありました。
私はその内容に返事を書くことはできませんでした。

 

679: 595 2001/08/16(木) 23:03
そして、2ヶ月が過ぎてGWに入りました。元気のない私を心配した友達が、遊びに行こうと誘ってくれました。
ここの所ずっと、Aの事が中心の生活だったので
気分転換もいいかもしれないと、横浜のホテルに一泊することにしました。しかし、世の中ってそううまくはいかないものですね。
その夜携帯にかかってきた一本の電話。
Aの離婚した母親からでした。

 

680: 595 2001/08/16(木) 23:04
すみません、ちょっと目が疲れてしまったので
休憩させてください。
15分ほどで戻ります・・・。

 

681: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 23:04
こっち2時だよ
明日学校が…(T0T)

 

683: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 23:08
>>681
こっちってどっち?ヨーロッパあたり?

 

687: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 23:16
ニュージーランドからです…
すみません…sage

 

689: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 23:24
も・もう寝よう・・・
朝楽しみだ。

 

690: 595 2001/08/16(木) 23:27
戻りました。
えっと、寝不足の方は寝てくださいね(^^;)
多分、そろそろ終わりますー。続きです。見覚えのない着信には、すでに慣れていたので
少々うんざりしながらも電話に出ました。
私「はい…」
母「あ、あの・・・Aの母ですが」
私「はい」
母「あの、ちょっと言い難いんですが」
私はせっかくの気分転換を壊されて、少々気が立っていたのかもしれません
初めて電話をしている人にもかかわらず
ずいぶんと失礼な物言いになっていました。
私「ああ、Aさんの事でしたら全部聞きました。一回目の事も」
私がAの前科を知っていると判った途端
Aの母親はころっと口調が変わり
こんなことを言って来ました。
「あの子はだめな男だ」
「一回目のときにさっさと会社をつぶしてしまえば
こんな事にならなかったのに」
私、生まれて初めてキレました(ワラ
「いったい何が言いたくて電話してきたのよ!!
大体、あんたはもうAの親である権利を放棄したんでしょう!
なのに今になって何が『あの子』よ!ふざけんじゃないよっ!
今あたしに言ったその言葉、そっくりそのままAに言いなさいよ!!」
695: 595 2001/08/16(木) 23:38
後から知ったことなのですが
どうやらAは母親に、私を「婚約者」だと言ったらしいのです。
で、「悪いけど○○(私)に電話して話を聞いてやってくれよ」
と言われたそうです。もちろん、Aの母親はAの言葉を鵜呑みにし
私に電話してきたのです。
それなのに、いきなり怒鳴られちゃあ驚くでしょう(ワラ冗談じゃない。
これ以上私の人生めちゃめちゃにされてたまるか。
泣きながらホテルのベランダで、母親に向かって叫びました。
すると
母「じゃあ、あなたはAを待つつもりはないんだね?」
私「ああ、もうどうでもいいです」
母「じゃあ、そういうことでAに伝えていいんだね?(なぜか脅し口調)」
私「訳の判らない事でこれ以上追い詰めるなとも伝えてくださいよ」
そういうと、電話は切れました。
その後、私はAの所へ行き
預かっていた荷物をすべて返し、「もう私は何もできない」と告げました。
これで終わりにしようと、皮肉にも彼の母親の電話で決心することができたのです。
(一応終わり)

 

699: 595 2001/08/16(木) 23:42
後日談として私が、今回の件を終わらせてすぐにAの裁判も終わり
Aは懲役3年強ということになりました。
Aの担当刑事さん(この人はすごく親身になって私の話を聞いてくれたのです)
が気を利かせてくれたのか、一度だけAと電話をすることがありました
その時に「(刑務所を)出たら、手紙を書くね」といっていたことが気がかりです。(ワラ

 

696: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 23:41
その後、595さんは無事だったのでしょうか?
付きまとわれたりしなかった?

 

698: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 23:41
最後のひと押しをしちゃったんだねえ。。。>母
でも、そのばーい母って「うちの息子がアホですまん。
待たなくていいから、幸せになってくれ」と言う立場では。。。

 

702: 595 2001/08/16(木) 23:47
さらに後日談として、私の誕生日にAの妹と名乗る女性から電話があり
「Aが花束を贈ってやってほしいと言っているんですが・・・」
と言われました。
「もう勘弁してください」と答えたところ、苦笑しながら
「そうですよね、では、これっきりにします。
本当に申し訳ありませんでした」といってくれましたよ。あの妹さんだけがまともだった・・・。以上です。長々と申し訳ありませんでした。
>>696
今のところ付きまとわれていません。
数字の上ではまだ服役中なんですが・・・。
>>698
そうですね。「申し訳ない」の一言でもあれば
まだ穏便に話はできたんですが・・・

 

703: 恋人は名無しさん 2001/08/16(木) 23:48
>>595 さんの話を読んでて思ったんだけど、
もし彼が捕まったらどうしよう。
やったことにもよるけど、別れるのかな。
それとも出てくるまで待ってる、とか思えるのかな。

 

705: 595 2001/08/16(木) 23:52
>>703難しいです。
自分の気持ちもそうですが、周りの目というのは
想像以上に厳しいものです。
相当の忍耐力も必要ですが、どうか彼氏さんが犯罪者にならないようにしてください。(ワラ

 

706: 703 2001/08/17(金) 00:02
>>595=>>705
そうですよね。
周りの目もありますし、私の両親も大反対でしょうし。
595さんも相当なご苦労をされて、想像つかないくらいに辛かったでしょうね。
これから、その分の幸せがいっぱいくるといいですね!

 

707: 恋人は名無しさん 2001/08/17(金) 00:06
>>703
わたしの元彼はつかまりました(鬱)
別れてたから、まだマシだったけど
結構ショックでした。
今は新しい彼女がいるので、今はその彼女が
待っているみたいです。
結構修羅場な別れをしたんですが
心配です。
聞いたときはビックリしたなぁ。
普通にテレビで見てたから(^^;

 

708: 703 2001/08/17(金) 00:08
>>707
けっこういらっしゃるんですね、そういう方。
なんか軽く考えてたから、ごめんなさい。
かなり苦しい思いをされたでしょうに、軽々しく発言しちゃって。

 

709: 707 2001/08/17(金) 00:12
>>703
いえいえ、謝らないでください。
ただ、思い出しただけなんです。
わたしもその事があってから、
かなり考えましたよ。
別れていたし、わたしも彼がいたので
気遣う余裕もなかったです。

 

710: 595 2001/08/17(金) 00:13
>>703
いや、いいんですよ。
こんな事は703さんが経験するようなことじゃないですよっ。おかげさまで、今は彼氏もいて幸せな毎日を過ごしています。
おかしな文章だったと思いますが、読んでくれてありがとう。>>707
テレビって・・・大事だったんですね。
私の書き込みでいやなこと思い出してしまったでしょうか?
申し訳ないです。
ではでは、私はこれで失礼します。
おやすみなさい。

 

引用元: ・◇修羅場◇ part2

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