44:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:13:09 ID: ID:Awq
近くの公園で砂場いじってた俺に幼なじみが砂かけたのが多分最初
30年近く前の事だけどやたら鮮明に覚えてる
46:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:16:36 ID: ID:Awq
すぐに近くにいた幼なじみの母ちゃんが謝りに来て幼なじみに怒ったんだけど
これまた近くで見ていたうちの母ちゃんが何故か俺の頭を引っ叩いて
「男の子なんだからメソメソすんじゃない!」って怒られた
45:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:14:50 ID: ID:AvX
49:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:19:32 ID: ID:Awq
いない、初婚だよ
その日から俺と幼なじみは所謂公園友達になった
幼稚園は違ったけど近所だし多分毎日遊んでた、しばらくしたら将来結婚するとか
お互いに言ってたみたい
51:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:22:50 ID: ID:Awq
ちょっとたって小学校にあがると、今度はケンカ友達になった
ちょっかい掛けて、追っかけっこするとかそんな感じ
高学年くらいになるとお互いに異性を意識する感じになったのか
全然喋らなくなったけど
54:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:27:48 ID: ID:Awq
殆ど無かった。たまに外で親絡みで話すくらい。
でも中学二年の時に起きたあることをきっかけに、また幼なじみとの交流が始まった
56:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:32:38 ID: ID:Awq
バレー部のエースで学年一のイケメンに告白されたのに振ったことが
原因で学年中の女子から総スカンくらったみたいだった。
当時、幼なじみと俺はクラスも違ったから全然その辺りは気づかなかったんだが
どこからか情報を仕入れてきたうちの母ちゃんからその話を聞いた
58:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:34:01 ID: ID:Awq
俺「いや、知らん…いつから?」
母ちゃん「4,5日前からみたい、そっかあんた知らなかったか」
みたいな会話だった
60:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:37:59 ID: ID:Awq
母ちゃんの雰囲気からなんとなく体調不良で休んでるわけじゃないってのは
わかったから、幼なじみと同じクラスだった部活の友達に色々と聞いてみた
んでわかったのは、学年中女子からいじめられてるってことだった。
61:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:40:11 ID: ID:Awq
なにより中学校に入ってほとんど喋ってないんだし、向こうが俺のことを
友達って認識してるかすらわからなかったし。今思えば冷たいと思うけれど。
62:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:45:53 ID: ID:Awq
要件は幼なじみの家に配布物を届けて欲しいって事だった。
「普通こういうのって同じクラスの人が持ってくんじゃないっすか?」って聞くと
「俺くん彼女の幼なじみなんでしょう、だったら持ってってあげてもいいんじゃない?」とか言われた
あっ、この野郎幼なじみがイジメられてる事も、その理由も分かってやがるなって中学生の俺でもわかった
64:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:49:59 ID: ID:Awq
幼なじみの母ちゃんもだいぶ憔悴してたな、なんか俺の顔見て泣きそうになってたし。
んでしばらくすると幼なじみがリビングに降りてきた
66:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:54:25 ID: ID:Awq
俺「おう…ほらプリントとか持ってきた」
幼なじみ「クラスのやつじゃなくてあんたか…」
俺「なんかごめんな」
幼なじみ「なに、わざわざ同情しに来たの?」
俺「そういうわけじゃないけど、こんなことになってんの気付かなかったし」
幼なじみ「別にクラスも部活も違うししょうがなくない?」
多分こんな会話したと思う、2年ぶりにしたまともな会話だった
68:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)22:56:36 ID: ID:Awq
いたらしいんだが、学校側がとり合ってくれなかったらしい
当時はまだまだそんな時代だったのかね
69:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)23:01:16 ID: ID:Awq
と言っても小さいころの思い出話がほとんどだったけど
幼なじみの母ちゃんはわざと席を外してくれていたみたいだった
70:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)23:06:12 ID: ID:Awq
俺「そんで、やっぱり学校には来たくない」
幼なじみ「そうね、いや」
俺「お前、こういっちゃなんだけど女に総スカンくらったくらいで学校休むタイプじゃないだろ?」
幼なじみ「うん、自慢じゃないけど」
俺「なら、なんで来ないのさ」
幼なじみ「私の仲良しまでいじめられちゃうじゃん?」
俺「は?」
71:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)23:09:52 ID: ID:Awq
いや寧ろ、子供の頃から超がつくほどのドSで男女年齢問わず喧嘩したら相手が
泣くまでやめないような女だった
72:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)23:14:02 ID: ID:Awq
幼なじみはこんな感じの性格。
痺れを切らしたイジメの中心グループが、幼なじみの親友をターゲットに変えて
いじめ始めたらしかった
73:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)23:17:17 ID: ID:Awq
その子を守るために自分から学校に行かないという選択肢をとったみたいだった
76:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)23:26:11 ID: ID:Awq
俺「そっか…それでお前はいつになったら学校くんのさ」
幼なじみ「さぁ、わかんないよ」
俺「ずっとこない気なのかよ」
幼なじみ「かもしれないねぇ」
俺「親友がイジメられるから?」
幼なじみ「も、あるけど…親友にシカトされるのわかってて学校行けるほど強くないよね」
俺「わかった、なんとかしよう」
77:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)23:50:39 ID: ID:Awq
ただなんとかしたかったんだと思う。
78:名無しさん@おーぷん : 2016/07/11(月)23:53:55 ID: ID:Awq
翌日からは虱潰しに学年中のやつらに声をかけこんなことやめるように言っていった
79:名無しさん@おーぷん : 2016/07/12(火)00:00:32 ID: ID:Stg
罵られて一向に相手にされなかった
仕方ないので幼なじみが子供の頃、俺にしてきたことを淡々と話し、あいつがどれだけ
やばい女かということを説明した
その場ではだからなんだよだの、脅しになってねぇぞとか言われたが
見てわかるくらいに彼女たちの顔が青ざめていたのを覚えてる
80:名無しさん@おーぷん : 2016/07/12(火)00:04:58 ID: ID:Stg
どうやらイジメグループの女から謝罪の電話があったらしかった
「やたらビビってたけどあんた何か言ったの?」って聞かれたから話したことをありのまま教えた
直後後頭部をかばんで思いっきりどつかれた。
多分殴られたのは小学生以来だった
81:名無しさん@おーぷん : 2016/07/12(火)00:07:32 ID: ID:Stg
高校も同じ高校に進んだが、別に付き合ったり二人きりで遊んだりすることもなかった。
お互いに付き合う相手ができて、たまに一緒に帰るとお互いの恋愛の近況報告をするってな感じ。
84:名無しさん@おーぷん : 2016/07/12(火)00:13:59 ID: ID:Stg
大学生活はとにかく楽しかったんだが、遊びすぎて稼いだ分消えてく始末…
飲食店のバイトと派遣のバイトをやってたんだがもう少し食い扶持を増やさねばと
塾講師のアルバイトも掛け持つことにした。
いつしか幼なじみの存在も中学生にはいった頃のように薄くなっていった。
85:名無しさん@おーぷん : 2016/07/12(火)00:17:28 ID: ID:Stg
チェーン展開しているようなところでもなかったから自由だったし。
そこに入ってから半年ぐらいたった時、嫁さんがアルバイトとして入ってきた
86:名無しさん@おーぷん : 2016/07/12(火)00:19:45 ID: ID:Stg