アパートの廊下を歩いてる時に足音が聞こえ見るとフルフェイスのヘルメットを被った男が歩いてくる!!

B!

472名無しさん@おーぷん ID: ID:q0.gz.L2

昨日は仕事で帰宅が遅くなった。
私はアパートの二階に住んでるんだけど、うちのアパートは二階の廊下の両端に階段がついてる造りになってる。
二階に上がって廊下を歩いてる時に、私が上ってきたのと反対側の階段から上ってくる足音が聞こえてきたから、あぁ他の二階の住人が帰宅したのかな。なんかちょっと気まずいな~程度に考えていたら、ちょうど自分の部屋の前についた辺りでその人物が階段を上りきって二階の廊下に現れた。フルフェイスのヘルメットを被った男だった。心臓が止まりそうになって血の気が引き、固まってその場に立ち尽くしている内に男はどんどん近づいてきて、私の前まで来るとヘルメットの前を開けて

「こんばんは~」

とにこやかに挨拶して通りすぎ、奥の部屋の鍵を開けて入っていった。

うちのアパートは前が駐車場で、その人が上ってきた階段側に駐輪スペースがあるから、恐らくバイクで出掛けようとヘルメットを被った後に忘れ物に気がついてそのまま戻ったとかそんなとこだったんだと思う。
私のただの勘違いだったわけだけど、夜遅く人通り皆無の住宅街の中にあるアパートの、二階の廊下というなにかあっても逃げるのが難しそうなスペースでフルフェイスを被った男が近寄ってきた時は、完全になんらかの犯罪の被害者になると思って心が修羅場だった。
自宅の前だったから、鍵を開けさせられて押し入られる可能性もあったわけだし。
まぁ向こうは向こうで、夜にフルフェイス被ったまま歩いてたらよりにもよって女と遭遇してしまい「やばい!不審者だと思われる!」って焦ったから前を開けて挨拶したのかもしれないけど。

今回は杞憂だったとはいえ、実際家人を待ち伏せて帰宅したところを襲う犯罪はあるだろうし、例え同じアパートの住人でも「あの家は女の一人暮らしだ」とは知られたくないから、今後は二階の廊下を歩いてる時に階段を上ってくる音がしたら、一旦反対側の階段から下に降りようと思う。

 

引用元:今までにあった修羅場を語れ【その28】

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