一番最初に連絡が来たのは奥さん。近くにいるので迎えに行くと、
奥さんの後ろからむっとした顔でひっくんが。
コイツ挨拶ねぇ。奥さんの丁寧な挨拶の後だと余計腹が立つ。
少しの沈黙の後、ビッチ両親とビッチが到着。ビッチ目が赤い。真っ赤。
俺の顔を見て嬉しそうな顔して抱きつこうとしたが、かわしてビッチ父に捕獲してもらう。
茶の間にいるひっくんを見て、硬直してうつむいたw
なんでこんなに馬鹿なんだ。そしてこんな女好きになった俺ザマァwww
あ「さて、皆さんお忙しい中わざわざありがとうございます」
ビ父「前置きはいい。どういう事か説明してもらいたい」
あ「その前に、今から会話は録音させていただきます」
録音開始。
お二人、特にひっくん、誤解と言われておりましたが、何か異論ありますか?」
ひ「なにを疑っているか知らないが浮気などしていない!」
あ「そうですか。で、ビッチさんは?」
ビ「…してません。」
あ「お二人共、今の発言に嘘偽りは?」
二人「…」
あ「嘘ですか?本当ですか?」
ひ「嘘ではない!」
あ「ビッチさんは?」
ビ「…」
あ「…嘘ですか?」
ひ「そんなに責め立てるなよ」
ビ父「なぁあっくん?確かに疑いがあるのかもしれないが、
相手の奥さんの事も考えては?」
ビ母「結婚前にピリピリし過ぎてない?
疑われてる人はしてないって断言してるわよ?」
あ「そうですか。そんなにひっくんの発言は信用出来ますか」
ひ「俺は無実を晴らしにきたんだ!当たり前だろう!」
嘘吐いてまでここに来た事は誉めてあげるよwさて嘘発言も録音したし、
ここで俺、別室の弁護士から書類の入ったファイルをもらってくる。
戻って
あ「皆さん良く考えて下さいね?
俺の只の疑いや勘違いだけでこんな大事にはならないんですよ?」
カバンから一枚、紙を出す。
「これから行くね♪ひっくんに早く会いたいよぉ~」
「早く来いよ。俺も溜まってんだ」
2人、顔真っ青www
ビ父「なんだ?これは」
あ「ビッチさんの送受信メールです」
具体的には一部の拡大コピーです。よく見えるようにwww
ビ「ちょ!何人の携帯勝手に見てんのよ!」
あ「何人の質問無視して怒ってんの?さっきのは嘘?本当?」
ひ「これは飲み会の時のメールだ。
人間酒が入ればメールでこういう冗談も送るだろ?」
おぉまだシラ切るか。
あ「飲み会なんですか?参加していたという人の証言と違うのですが?」
ひ「は?誰が来たか知っているのか?」
あ「共通の友人がいて、その人のお祝いの飲み会だとビッチさんからメールきましたが?」
ひ「な…」
ビ「…!」
裏合わせしてないよこいつらw
せっかく時間与えたのにw
どんだけなめられてんだよ俺はorz
ひ「ない!何なんだよさっきから!」
あ「…まだ自分から言えないんですか?」
ひ「…」
ここでファイルの中の証拠の出番。とうとう自白しなかった。まぁそんなもんだろ。
あ「これ、何だか解ります?お二人は解ってると思いますけど」
ビ父「な、み、見せてくれ!」
俺からコピー奪い取るビッチ父。どんどん配る俺。
破りたい奴はどんどん破れ。コピーは段ボール箱一箱分あるw
あ「…真実言ってくれれば、出さなかったんですけどね…」
はい、嘘ですw真実吐こうがなんだろうが出すつもりでした。
ひ「お前!騙したのか!」
この発言でマジで笑いそうになったw
あ「騙す?疑ってるだけとも、証拠なんてないとも言ってませんが?
バレバレの嘘をついて人を騙そうとしたのは貴方じゃないですかw」
ビッチ両親、みるみる顔が赤くなっていく。ひっくんの奥さん泣き出す。
ビッチもう顔面蒼白どころか血の気ない。こっちと証拠交互に見んな。
ビ父「あっくん!すまなかった!この通りだ!許してくれ!」
コピーをぶわー散らかして土下座し出すビッチ父。
ビ「お父さん!?」
ビ父「あっくんのご両親、大変申し訳ない事をした!
私は、あっくんを疑っていた!
大事な娘、悪い虫にひっかからないようにと思ってずっとあっくんを認めていなかった!」
母「私達は、全て息子に任せております」
父「同じく。何をされても、何を言われても困ります。
私達の意見は息子と一緒です」
ビ父「悪い虫に勝手についてったのは…娘で…本当に申し訳ありません。
あっくん、本当に、申本当にし訳ない…」
ビッチ両親泣き出す。
ビ「ちょっと!なんでお父さんとお母さん泣かすのよ!」
ひ「ちょ!悪い虫だなんて、あんまりじゃありませんか!」
ビッチ父と奥さんがひっくんを、ビッチ母がビッチをひっぱたいた。