ノンキでお人好しだった伯父の目つきが悪くなってきた!

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602名無しさん@おーぷん ID: ID:7s.zw.L1

伯父の変化が修羅場。

祖父母が都市部近郊の閑静なところでフリースクールをやっていたのだけど、在宅で仕事ができる伯父が手伝っていた。
もちろん、伯父は仕事優先で良いって事だったみたいだけどフリースクールなんて今でこそ行政の支援があるけどその頃はなかった。
なので、経営が厳しいときは伯父の収入から出させる様になっていった。

伯父もノンキと言うかお人好しだったので出していたみたいだけど伯父の収入が上がるとますます金を出す様にさせられていった。
その金で経営を立て直すなら良いんだけど、祖父母は児童向けのイベントやたらやって収拾がつかない。
また金が足りなくなるで、伯父が経営改善のために主たる仕事をフリースクールの方にしたんだけど、祖父母は言う事を聞かなかったらしい。
共○党の党員という人も足繁く通って、祖父母を褒めそやすそうだけど何もしない。
それどころか、経営立て直しに入った伯父を守銭奴扱いしだした。

伯父は地域への貢献と言うことで消防団にも入って頑張ったそうだけどその消防団でも悪い噂が流れ頑張れば頑張るほど悪評を広められたらしい。
ノンキでお人好しだった伯父の目つきが悪くなってきたのはその頃。
祖父も同じ頃に死んで、祖母だけになったけどやっぱり共○党の人が祖母をおだてあげてるからちゃんとした経営ができない。

それどころか伯父を蔑ろにしだし、伯父の意見ややることに切れまくる様になった。
伯父はそれでもなんとかしてたみたいだけど、だんだん伯父の姿を見なくなった。
母が気にして伯父に話をしにいったら、伯父は自分の物が売られていた事を話していた。
残った物はなんとか守ったと言っていたけど、目が死んでいたと言う話しだった。

その伯父に止めを刺したのは消防団や町内会で無駄金を使うとか嘘で保身をしていると言う話しが広められてしまった事。
それでがっくり来たのか、ほとんど口を聞かない人になって会ってもそんなに喋らなくなった。
祖母は相変わらず共○党の人におだてられて調子にのって伯父を蔑ろにしてるが、ほとんどの業務は伯父がやっていた。

そんな中で伯父がいなくなった。
どこに行ったか判らないけど、自分が大事にしていたものは全部もって居なくなった。
フリースクールも、職員の一人にまかせる書類を作成して引き継ぎもしていた。
おだてられて調子に乗っていた祖母は大慌てで探した様だけどわからないし、職員も新しい住所等は知らなかった。

お人好しでノンキな伯父がいろいろ頼まれるとやっていたから、町内でも便利な人が居なくなってしばらくは混乱してた様だけど、徐々に落ち着いてきた。
もともと悪評を広められていた分、居なくなっても誰も気にしなかったんだろうね。
フリースクールはその後ちょっとだけ続いたけどうまく運営できるはずもなく閉鎖。
祖母をおだてた共○党の人はすぐに連絡をたった。

もう携帯電話が普及してる時代だったから伯父に電話をしたりしたみたいだけど、着信拒否をされていたとか出ないとかばかりだった。
伯父が生きてるかどうかもフリースクール閉鎖からしばらくしたらどうでも良くなったのか誰も伯父の事を口にしなくなった。

その頃に伯父から手紙が来た。
見知らぬ差出人だったけど、伯父は家族が勝手に見ないようにしての事だった。
伯父と仲が良かった自分にあてた手紙。
良いことをしても良い結果にならない事や、家族が頼ってきても切り捨てる事やよほどの事があっても人を信用するなと言う感じの文章。
伯父は将来のために警告しておくと言う風にかいていたけど、多分これは復讐の手紙なんだろう、と。
自分にだけ送ってきて、絶縁の理由や恨み言を代理で言ってもらいたかったのだろうと思った。

伯父とはその後も会うことはなかったし手紙もそれだけだった。
祖母はフリースクール閉鎖後にボケて施設に入るか?となったが金は全部スクールの子に使う!と言って共○党の人と一緒に子ども相手と言う名目のイベントをやって宣伝に利用されていたからない。
ほぼ伯父に任せきりだった叔父と母が介護をしているけど、私は関わらない。

伯父が消えたとき、手紙がきたときと理由を知ったときが修羅場。
今は叔父と母は因果応報だと思って静観している。

 

引用元:今までにあった修羅場を語れ【その28】

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