708名無しさん@おーぷん2014/10/20(月)03:24:23 ID: ID:jEtjPZM0v

この頃私は2chよりSNSに没頭していました。
ネトゲも軽い感じで遊んでいて、学業もそこそこいいペースで保てていたので特に気にせず。
また、いつ裏切るか分からない顔見知りより、
同じような不安を抱えながら賢明に生きる人たちとの方が会話が弾みました。
趣味もディープなものが多かったため顔見知りに理解のある人は皆無で、その点でもSNSは貴重な存在でした。
いつしか、実際にお会いしたいとまで思うようになりました。母はこのことに強く反対し、
「あんたは騙されている」
「東京は悪い人しかいない、あんたが行ったらレイプされる」
「私の友達も東京に行ったからレイプされた」
「そんな趣味おかしい、頭がおかしい」と。

 

709名無しさん@おーぷん2014/10/20(月)03:28:22 ID: ID:jEtjPZM0v

この頃ようやく、母がおかしいことに気付きました。
ネットの知り合いが東京に多いというだけでレイプされる、と言い出す母に違和感を覚えました。
結局制止を振り切り、バイトをして、「自分で稼いだお金だから文句言われる筋合いはない」と飛行機の予約も自分でとって。
(昔から母の口癖は、「自分でお金を稼げるようになってから言え」でしたから)
そのまま、東京のオフ会へと向かいました。向かった先は正にカルチャーショックでした。
見たこともない建物が沢山あって、優しい人が沢山いて。
はしゃいだり、喜んだりするといじめられると思ってそわそわしてたら「楽しんでいいんだよ!」と。
子供返りしたかのようにはしゃいだにも関わらず、皆嬉しそうにそんな自分を受け止めてくれました。

返り際、自分の身の丈を少しだけ話しました。嫌われないか不安だと。
皆口を揃えて
「その小学校も、お母さんもおかしいよ。こっちにおいで」
と。

進学先を、すぐさま東京に変更しました。
母はこれに激昂しました。

 

710名無しさん@おーぷん2014/10/20(月)03:31:55 ID: ID:jEtjPZM0v

それからはもう、バトルと言っても差し支えのない日々が始まりました。
まず、塾の月謝を母が払わなくなりました。バイトをしながら月謝を払いました。
次に、携帯料金を自分で払うように言われました。バイトの日数を増やして賄いました。
母は、学校に私がバイトをしていると相談しました。「母が月謝も払わないので」と伝えると不問になりました。美術系の大学志望だったので、画材費が一番キツかったことを覚えています。
絵画塾の先生も母の向かえもなく、夜遅く遠くまで歩いて帰る私を案じたようでした。
差し入れや、エンピツ等消耗品をプレゼントしてくれました。

そして受験前日、東京に向かおうと空港に行くと「お客様のチケットはキャンセルされています」と。

 

712名無しさん@おーぷん2014/10/20(月)03:35:49 ID: ID:jEtjPZM0v

わけが分かりませんでした。
身に覚えがないと伝えましたが、シーズンがシーズンなだけに全て満席で向かうことができないと。
当日も全て満席だと。新幹線も同じ状況でした。
あまりのことに愕然として学校に連絡しましたが、二次試験もない、と。
ただただ、何も考えることができず、呆然として家に帰ると母が一言。「よかったじゃない、宿代、返ってきて」

全てを察して母に殴りかかりました。
泣いて泣いて馬乗りになって殴りました。母も抵抗して私の顔を掴んだり暴れたりしました。
うっとうしいので首を絞めました。ぐううっと絞めました。
だんだんと母の顔色が変わっていくのを、「あー、赤くなって青くなってる」と静かに思ってました。
なんだか途中で疲れてしまって、手を離しました。母は吐いてました。
そのままはだしで、そこら中をふらふらと歩きました。

 

713名無しさん@おーぷん2014/10/20(月)03:41:15 ID: ID:jEtjPZM0v

ただふらふらふらふら歩いて、気付いたら幼馴染の家の前に来ていました。
小学校からのなじみなので幼馴染といえるか分かりませんが…。
ひどいいじめにあってる頃も、変わらず遊んでくれた唯一の子でした。
顔見知りの中で、一番信用している子の家でした。だからこそ家に入ることができなくて、軒先でぼーっと見て、帰ろうとした矢先防犯ブザーが。
慌てて茂みに隠れようとしたのですが飛び出してきたご両親に御用。
目を腫らしあられもない格好で泥まみれになってる私を見て、慌てて幼馴染がお風呂の用意をしてくれました。
物凄く面倒見のいい子なんです。私が男だったら間違いなく嫁にしたと思います。

お風呂をお借りして、泥を丁重に処理して、ふかふかのタオルで体を拭いてると涙が止まらなくなりました。
すっぽんぽんで半濡れのままただただ泣く自分に、ぎゅうっと幼馴染が抱きしめてくれたのを今でも覚えています。
幼馴染のお母さんも体のあざを見て、ただ事ではないと察したようでした。