664本当にあった怖い名無し ID: ID:xyhcjeTDO

大学時代に同じゼミでやたら俺を見下す奴がいた。
周りは良い奴が多かったが、
そいつと取り巻き2名は俺や俺の出身県のことを
本当にバカにしていた。取り巻きじゃないゼミ生から聞いたが俺のいないところで
よく俺の陰口で盛り上がっていたらしい。
イライラしたけど研究が楽しかったので
何言われても相手にせずそっちに専念することにしていた。
他のゼミ生や後輩たちはそいつらが権威的に振る舞うので
迎合せざるを得ないって感じで
自然と俺と疎遠になっていき、俺は悲しかったが
研究と就活を頑張ることで気を紛らわしていた。

ある日、研究室で資料を印刷していたらそいつらが来た。
さっさと印刷して帰ろうと思っていたら
そいつらは俺の研究対象をバカにしてきた。

自分でも不思議だったが、最初は嫌だった研究とその対象は、
積み重ねていくうちに好きになっていて、
就職の方向性を決めるまでに大事なものになっていた。
その日は怒りで夜眠れなかった。
この時に俺は復讐を誓った。

 

665本当にあった怖い名無し ID: ID:xyhcjeTDO

かといって暴力的な復讐や工作は俺には無理だった。
必死に考えて、考えついたのは、
「学科内で行う研究発表会の場で
奴ら全員の研究発表の矛盾や欠点を指摘しまくって
ボロクソに批判する」という
今思うとショボイものだった。
当時の俺は他に手がないと思っていたので
その方向で復讐の準備を進めた。

 

667本当にあった怖い名無し ID: ID:xyhcjeTDO

準備と言っても、研究を批判するための準備なので
論述の力と専門知識を高めるという
学術的な準備になってしまった。高校時代漫画しか読まなかった俺だったが、
大学では専門分野の勉強が楽しくて
論文読むのが苦にならない様になっていたので、
正直、復讐の準備は俺にとって楽しい時間になっていた。

 

668本当にあった怖い名無し ID: ID:xyhcjeTDO

こうして俺は奴らの研究分野について奴ら以上に詳しくなった
3人分だったが奴らは勉強に対して一切やる気がなかったから
確実に俺の方が詳しいと確信していた。