787: 776 2014/09/28(日)05:13:51 ID:S0K56Dcw1

関西ならA男はもちろん
Y子達もいるし可愛がってくれていた先輩達もいるしで決意した引っ越しだったのに、
現実は都会で独りぼっち(ルームシェアで辛うじて一人じゃないと思えていたが)、
仕事に追われて自由もない。そんな日々を一年耐えていたのに
思わぬ知らせで一気に目の前が塞がったような気がした。

そもそも仕事を掛け持ちしていたのはA男の実家に世話にならなくても
関西に引っ越せるようになった時のための費用稼ぎと、
A男が都内への出張の際に休まるようにとゆったりできる広い部屋の家賃の為だ。
これはもちろん私の自己満足でA男に言った事はない。
しかしそれでも裏切られた気持ちは拭えなかった。

私は翌日仕事に行き、
唐突ではあるが上司に辞表を出して最短で辞めさせて欲しいと頼んだ。
都会のドライさなのか、工場も本屋も週末の金曜日までに辞めさせてくれた。
私はとりあえずその金曜日まで勤め、
翌日の土曜日に無料相談が出来る弁護士事務所と
秋葉原の某店で盗聴器と隠しカメラを見に行った。

弁護士事務所には色々と教わった(スレで見たものが大半)。
婚約者とその不倫相手に慰謝料が請求できること、
ただし不倫相手には過失の証明が必要。
私とA男が婚約関係だと知っていて、それを証明できる必要があると聞いた。
あと、相手の活動区域が関西だと出張料などで
依頼料が嵩む場合があるので注意が必要だと言うのも教わった。

788: 776 2014/09/28(日)05:22:38 ID:S0K56Dcw1

秋葉原では安い盗聴器でも値が高く、良いものだと五万を超えるので吃驚。
なので盗聴器と隠しカメラの類はあきらめて流行り始めたペット用等のIPカメラを購入。
カメラをリビングにあるデスクトップPCの近くに不自然にならないように設置
(このPCは私個人のものでかなりカスタマイズし過ぎててB女は弄れないし、
Webカメラにしか見えないようにカモフラージュ)。
そしてここで活躍してくれたのが歴代のiPhone達だった(りんごオタクです)
B美の部屋にiPhoneを持ち込み、画面の光が漏れないように布で隠して
電池が切れないようにケーブルで繋いでベッドの下にバレない様に設置。
同様に私の部屋と台所にも見えない所に設置した。

もちろん全てのiPhoneは某無料通信ソフトウェアを使って通話状態のまま。
そして最後にB女に「二週間ほど出かける」とメールをした。
その間はノートPCやらiPadやらiPhoneを持ち出して、
人生初めてのカプセルホテルを満喫(実は密かに憧れていて、これを機に冒険してみた)。
某長編海賊漫画を一気に借りてのんびりゴロゴロしながら読破しつつ、
iPadとiPhoneで家の中をチラ見(と同時に某長時間録画・録音ソフトを使ってデータ保存)。
出来ればスレで見るような、盗聴器や監視カメラとか、興信所を使うとか、
そういった格好のつくものを使いたかったのだが、
頭真っ白に近い状態だったもので、そんな事に思考が行かず、
何故か自分でやらなきゃと変に思っていた。
だが今思えば、こんなことの為に興信所を使ってお金を払うのも馬鹿らしいので
ある意味正解だったのだと思う。

789: 776 2014/09/28(日)05:40:43 ID:S0K56Dcw1

ここから先、書き溜めてないので遅くてすみません。

この時ほどだらけた事は無かったと思う。
たっぷり二週間かけた事もあって、面白いものが色々撮れた。
まずはB女が勝手に職場の友人を連れ込んで
「このマンション高かったの。
こっちが私の部屋(実際は私の部屋をドアを開けて見せてた)で
そっちは居候の部屋(B女の部屋を同じく開けて見せてた)」とか
「私子って居候の自覚が無くて困る。払ってるのネット代だけなのよ。
こっちに全部負担させてる癖に日頃遊んでばっかりで」と言っていた事や、
知らない男を連れ込んでリビングで着衣プレイの性行為をしていた事とか。

そして何より私が欲しかったA男との関係も確定的に明らかにしてくれた。

「私子がいないとか新鮮だな」
「ねー! いつも昼間ばっかりだったから。……でもすごく罪悪感があるね」
「仕方ない、これも俺たちに課せられた運命の試練なんだ。
でも大丈夫だ。私子も俺たちの事をわかってくれる」
「私子じゃなくて、私がA男の婚約者だったらいいのに。
私子のせいで皆にA男が紹介出来なくて悔しい」
「すぐにB美に指輪を贈れるようにするよ」
「ほんと? 早く私子との婚約破棄してね」

という会話をしており、悲しむとか驚くとか以前に、
思わず「クサッ!」とA男のセリフに突っ込んでしまった。
しかしこんなあっさりと自分達から過失証明をしてくれるとは思わなかった。
まぁ、どの道、B女とY子とT郎、その他に三人ほど
一緒に居る時に婚約発表をしているから証人は確保できるのだが。
ちなみにこの後はリビングで何度もキスしたりしていちゃついた後、
B女の部屋でとても激しい性行為を致していた。
B女の部屋での出来事は映像に収められなかったが、
iPhoneたんは優秀で、吐息までしっかり音を拾っていた。
まだ色々複雑な気持ちだったが
この時点で既にA男への愛情は無く、すんなり別れようと思えた。

790: 名無しさん@おーぷん 2014/09/28(日)05:42:13 ID:tVvk4UOgp
支援
791: 名無しさん@おーぷん 2014/09/28(日)05:44:59 ID:I96UhNyRh
792: 776 2014/09/28(日)05:53:33 ID:S0K56Dcw1

>>790 >>791 ありがとう
ここから先は私の行動に対して賛否両論だと思う。DQNだと思って貰っても構わない。

二週間で確かな証拠は集まった。
報告の無い他人の連れ込み二回、私マンションでのA男との性行為二回。
A男の都内への出張がなくなったと言うのは嘘だった。
今まで通り出張はあったが、昼間にB女とあって
夜は会社の寮に泊まっていた事と
B女は月に二回関西に行っている事が会話で分かった。

蛇足だが、私は毎日B女の留守を狙ってマンションに戻っており、
録画と録音したデータをオンライン上とUSBの二つに保存し、
機械類を再起動なり休ませるなりしていたし、部屋の喚起をしていた。

二回目の自宅での性行為を録り終えた翌日、
カプセルホテルで録画・録音したものをノートPCで編集して
それぞれのデータ化と、動画のキャプを取って画像にして印刷。
そしてその足で不動産屋にマンション契約解除と引っ越しの依頼をした。
マンションは二月いっぱいは猶予があるらしく、
引っ越しは契約最終日の日にして貰い、
その間は少しずつ荷物を整理して送れるものは実家に小分けに送って行った。
実はここら辺の記憶は曖昧だった。
自分が何をしていたのか自覚していなかったと思う。
ただ早く日常に戻らなきゃって焦りはあった。
その日常が何か分からなくて、とりあえず思いつくことをやっている感じだ。

とりあえず自分の部屋のものや服とかを片付けて、
二週間くらいで私の部屋は空っぽになった。
共同で使っている場所は、生活にあまり使わないものやB女の興味の無いものを
日にいくつか処分していったから、彼女は気づかなかった。
「少し部屋が片付いた?」とは言っていたが、私が自分の部屋に運んでいると言えば納得していた。
それにその分彼女のものが部屋を占領していったので違和感を感じなかったのかもしれない。
内心鈍感過ぎるだろうと思っていたが、
A男とB女の関係に気づかなかった自分も同類だったと思い出して乾いた笑いが止まらない事もあった。
私が彼女より先に家にいる事に彼女は特に何も聞いてこなかったし、
興味もなかったようだから関心の対象ではなかったのだろう。

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