808名無しさん@お腹いっぱい。2014/04/08(火)21:46:38.45 ID: .net

俺と嫁の出会いを淡々と語っていく
質問や意見は語り終わるまで流すぜ〜

当時俺が済んでたボロいアパートの隣にはコンビニがあった
いつも仕事帰りにそこで飲み物買ってタバコ吸って家に帰るのが日課だった
そんなある日、俺がいつも通り飲み物を買って外にあった喫煙所に行ったら、見知らぬ女がいた
歳は高校生くらい
まあそれが嫁だ
嫁は特に何もすることもなく、なんか喫煙所のところにある自動車のタイヤ止めのブロックに座ってた
俺も特に気にすることなくいつも通りタバコ吸って帰った
それからちょくちょくそのコンビニで嫁を見るようになった
まあ赤の他人だし、我関せずを徹していた
それでも不思議に思っていた
いつも決まった時間にそこにいて、何もせずただぼーっと座っていた
それから結構月日が経っても、毎日ってわけじゃなかったけど、けっこう頻繁に嫁はいつも決まった時間にそこにいた
さすがに気になり始めていた俺は、何となく、座る嫁に話しかけてみた

 

8098082014/04/08(火)21:51:36.02 ID: .net

「キミ、いつもいるよな」
「え?」
「いや、いつもこのコンビニにいるなって・・・」
「ええ、まあ・・・」
「前から思ってたんだけど、何してんの?」
「別に。時間潰してただけ」
「帰らないの?」
「帰れない」

実際はもっと不機嫌だった
帰らない理由を聞いても答えなかった
そりゃ、見ず知らずの男にいきなり聞かれても普通は答えんな
でも、なんか複雑な事情があるんだろうなって何となく思った
で、その日は少し肌寒かったから、ホットレモンティーを買って嫁にやった
嫁はビックリしてたよ
なんかめっちゃ警戒する目でこっち見てたけど、「寒いだろうから、それ飲んで温まってよ」と言い残して、そそくさとアパートに戻った

 

8118082014/04/08(火)22:03:00.83 ID: .net

その次の日、いつものようにコンビニに行くと、嫁が珍しく立ってた
そんで俺に気付くなりちょっと照れくさそうに「昨日は飲み物ありがと」って言ってきた
そっから、俺の日課に嫁との会話が加わった
どうでもいい話ばっかりしてたけど
嫁は高校に行ってなくて、いわゆるプーだった
そんでかなり話すような仲になった頃、家に帰れないと言った理由を自分から話してきた
嫁の親はシングルマザーらしいけど、どうもネグレクトだった
家に男を連れ込んで、その間は嫁を外に出す感じだった
一度母親が連れてきた男が嫁を襲おうとしたことがあったらしい
それを母親に行ったら、男を怒るどころか、嫁が横取りしようとしていたと思ったらしい
それから、男を家に連れ込む時は出て行かされてるらしかった
警察とか児童相談所に相談した方がいいって言ったんだけど、どうせ頼りにならないからって断ってた
なんかモヤモヤしたけど、やっぱ赤の他人である以上、それ以上のことに踏み込めず、結局会話友達みたいな関係のまま過ごしていった

 

8128082014/04/08(火)22:12:08.26 ID: .net

そんなある日、いつものようにコンビニに行くと嫁がいたんだけど、俺を見た瞬間泣き出してしまった
どうしたのか聞いてみると、また男(別のやつ)に襲われかけて逃げてきたんだとか
それを聞いて俺は久々にブチ切れそうになった
すぐに警察に行こうと言ったが、嫁はそれを拒否した
警察に行けば根掘り葉掘り聞かれるし、そもそも自分が警察に何度か補導されたこともあるからどうせ自分が怒られて終わるって言ってた
俺はどうすればいいか分からなかった
親権は向こうにあるし、赤の他人の俺じゃ警察に頼るくらいしかない
でも、それは被害者である嫁が拒否している
悩みに悩んだ挙句、俺は嫁を自宅に入れた
最初嫁は警戒をしてたけど、もちろん手なんか出さなかった
そんなことが目的じゃなかったし
母親に言わなくていいか確認したけど、どうせ好きにしろって言うって言ってた
淡々とそう話す嫁を見て、なんか無性に可哀想に思えてしまった
それから、嫁に何かあればこの部屋に逃げ込めと言って合鍵を渡した
嫁は私が物を盗むかもって思わないのかって聞いてきたけど、そんなことするのか?って聞き返したら首を横に振ったから、だったら大丈夫だろって言って無理矢理渡した
それから、嫁はコンビニじゃなくて直接俺の部屋に来るようになった
まあ、今考えれば相当危ない行為だったな

 

8138082014/04/08(火)22:18:40.32 ID: .net

嫁と二人でいる時は本当に楽しかった
嫁は若くて会話についていけないこともあったけど、いつの間にかまるで本当のようになっていた
ご飯を一緒に作って、テレビを見て談笑して、ゲームして盛り上がったりした
言うまでもないが、手は出してないぞ
正直悶々とすることはあったけど、そんな理由で家に入れてるんじゃない!って自分を律してた
そんな生活が続いたある日、いつものように飯を食ってたらいきなり嫁が泣き出した
どうしたのかって聞いたら、「小さい頃からこんな風に幸せに暮らせる家族が欲しかった」って泣きながら言ってきた
それ見ながら、俺も泣いたよ
泣きながら、気付いたら嫁を抱き締めてた
そんで、「それなら俺がずっと幸せにしてやる」って言った
まあ、これがプロポーズになるんだろうな

 

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