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439: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/03/04(火) 21:00:13.86

先日、嫁が妊娠した
なので記念に嫁との出会いを淡々と書いてみる

俺 当時19歳 童貞 ヘタレ ビビり
嫁 当時17歳 レディース ヤンキー

当時の俺、地元の駅前にあるコンビニでバイトをしていた
そのコンビニの前にあるロータリーには、当時既に天然記念物だったリーゼント特攻服の族のお兄さんとお姉さんがほぼ毎日たむろしてた
俺は毎回ビクビクしながら出勤し、外に水を撒けと言う店長を恨みながら夜間バイトに勤しんでいた

 

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440: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/03/04(火) 21:14:53.21
俺が当時バイトでよく組んでたのは同い年の男
この人、かなりのナルシスト
何でも、これまで狙った女を逃したことがないとか、処女二桁食いしたとか、男数人に囲まれて返り討ちにしたとか、俺がその気になればヤバい奴が数十人集まるとか、武勇伝をひたすらに語ってた
今思えばしょうもない男だけど、当時の俺は童貞でヘタレだったから、その男を普通にスゲーって思ってた
その店には、外にたまってた族の兄ちゃんや姉ちゃんがよく飯やら飲み物やらタバコを買いに来てた
たぶん店の売り上げにかなり貢献してたと思う
でもビビりな俺はビクビクしながら毎回レジを打ってた
けどナル男は普通に族の兄ちゃん達と談笑しながらレジしてた
それ見て、俺更にナル男スゲーってなってた
でも、ある日事件が起きた

 

441: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/03/04(火) 21:24:00.97
その日、いつも通り俺は外にたまる族の人達にビクビクしながらバイトしてた
そしてバックヤードでジュースの補充をしていた
そしたら、なんか店内が騒がしい
声的に「テメー殺すぞ!!」だの、「表出ろ!!」やら、凄まじく恐ろしい怒声が飛び交ってた
恐る恐る店内に戻ると、見るからにブチギレ表情の族の兄ちゃんが、なんとナル男の胸ぐら掴んで怒鳴ってた
ナル男は死にそうな顔になってて、今にも泣きそうになってた
怒鳴り声を聞いてたら、そうなった理由が何となくわかった
どうも、族の兄ちゃんが彼女さん(スンゲエ美人)を連れて店に入って、ナル男がレジする時に、調子にのってその兄ちゃんに「お前の彼女くれよ」って言ったらしい
普通に考えれば、大して仲良くない男からそんなことを言われたら怒るのは当然
特に相手は族の兄ちゃんで、周りの族の人が敬語使ってたところを見ると、かなり権力が上の人だったみたい
ブチ切れた族の兄ちゃんは、胸ぐら掴んだままナル男を外に連れ出してった

 

442: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/03/04(火) 21:29:13.26
店内に残された俺は呆然
その時、店の中に他の客もいなくて、店長も不在
冷静に考えれば、そこで迷わず110番だろうけど、俺は完全にテンパってた
それで、これまた恐る恐る外に出て、ナル男が連れてかれた場所に行ってみた
そしたら、そこの光景を見て鳥肌立った
壁際に立たされたナル男を十数人の特攻服を着た兄ちゃんが取り囲んでた
ナル男は泣きながら「すみません」って叫んでたけど、空気的に完全にこれからリンチされること必至だった
俺、更に焦りまくり

 

443: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/03/04(火) 21:33:14.66
ヘタレな俺は、すぐにその場からの離脱を考え少しずつ後ろに下がってた
けど、そん時に死んだじいちゃんの言葉を思い出した
俺は小さな頃からじいちゃんっ子だったから、いつもじいちゃんにべったりだった
そんなじいちゃんもその1年くらい前に死んじゃったけど、死ぬ前に俺に言った言葉がある
「困ってる知り合いがいたら、出来る限り助けろ。じいちゃんと約束しろ」
俺、じいちゃんと指切りして約束してたんだ
それを思い出したら、なんかこのまま逃げたらじいちゃんに怒られるって思った
だから俺、それまで一度も出したことなかった勇気みたいなのを振り絞って、その兄ちゃん達のところに行ったんだ

 

445: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/03/04(火) 21:40:11.42
俺が人波をかき分けて、ナル男の前に出ると、さっそく族の兄ちゃん達がスンゲエ怖い目で俺を睨み付けてきた
「なんだよお前!!」「さっさと消えねえと殺すぞ!!」
俺、チビりそうになってた
それでそっから、必死に頭下げた
「すみまんせんでした」「こいつも悪気があったわけじゃないんです」「許して下さい」
なんで俺がこんなことしなきゃいけないんだって思いながらも、必死に謝ってた
最初の方は俺も胸ぐら掴まれたり、突き飛ばされたりもしたけど、それでも必死に謝って土下座までした
ずっとそれをしてたら、最初にナル男の胸ぐら掴んだ兄ちゃんが「もういい」って言ってきた
その言葉で、他の族の兄ちゃんがぞろぞろと離れて行って、最後に兄ちゃんが「お前に免じて許してやるよ」って俺の肩叩いて言ってきた
俺、その人にまた必死にお礼を言った
それで、ナル男の方にいったら、ナル男はガクブルしてた
しかも俺に、「来るのが遅いんだよ」なんて毒吐いてきた
まあ安心したからだろうって俺も気にせず、そのままバイトに戻った
ちなみに、ナル男は体調不良とか言って途中で帰った








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