長いけど書かせてください。
二十歳そこそこのとき、子宮が破裂した。
所謂、子宮外妊娠というやつ。
早朝にお腹が気持ち悪くて目が覚めた。なにこれ?ってベットでお腹抱えてると、いきなり耐えがたい痛みに変わった。痛すぎて息が出来ない、痛みで死ぬかもなんて初めて思った。
一人暮らしだったので、親になんのか電話したけど「いだい…じぬぅぅう…」しか言わない娘に半笑い。
「えw迎え必要…?w」と非常事態なのを理解してもらえず電話切られそうになったのが第一の修羅場。
その後、なんとか迎えに来てもらって病院に行ったけど、そこでの診断は『便秘』。
こんなに痛いのにおかしくね?って思ったけど、親は人騒がしな奴だと言ってあまり娘の言い分聞いてくれない。
まあ、この頃には痛みも引いて初車いすでテンション上がって、院内暴走してかたら仕方ないちゃ仕方ない。
実家について下剤いっぱい飲んで休みましょうと思ったら、私の帰宅でテンションMAXになった愛犬に破裂してるところに飛び乗られて再び死にかけ、第二の修羅場。
それから、内臓破裂したまま一週間普通に生活した。ただ、異常に眠かったり、疲れ安かったかな。
破裂してから一週間。
なぜか肩がこる。しかも、心なしか肩が冷たい。しかも、体が異常にだるい。
どうしたものかと考えてたら、ハッと思いついた。温泉で温まりたい。温泉に行きたい。
もう、ものっすっごく温泉に行きたくなった。
あそこの温泉に行きたいって、具体的に思いついた。行ったこともないその温泉に行ったら治るって何故か確信してた。
次の日、朝一の送迎バスに乗って温泉に向かった。バスの中で具合が悪くなったけど、温泉に着いたら大丈夫って思ってた。なんでだろうね、ほんと不思議
受付済ませて、一旦トイレに行ったんだ。そこで、今までにないくらい具合が悪くなった。頭がぐるぐるして、立ってられない。上と下が分からなくなった。
ああ、もう無理だって思い、その場に倒れこんだ。痛いもの。辛いもの。ここまで誰も理解してくれないけど、私、すごく辛いもの。
もう限界!!ってなってる反面、余裕もあって、救急車早く来ないかなーって、うんうん唸りながら誰かに発見してもらえるの待ってた。トイレのタイルが冷たくて気持ちよかったな。
その後、お望み道り発見してもらい、救急車で運ばれた。そこからは記憶がまばら。痛みで意識が飛んだり、戻ったりした。そこで、やっと子宮外妊娠していて、そこが破裂し出血し続けているってわかった。
それから、緊急手術。あと一歩遅ければ、出血多量でしんでたらしい。体の3分の2だったか4分の3だか出血したらしい。
それから、当時の彼氏と一悶着あったり、ご先祖様が心配して見にきたり、いろいろ修羅場はあったけど、元気にやってる。
しにたくなることも多々あるけど、いま死んでもあちらで子どもが胸張って母親って紹介できるほど自分、立派じゃないしねw
こっちで立派な人間になってからあちらに伺おうと思ってる。もしかしたら、向こうから来てくれるかな。わかんないけどwそうなったらいいな。
だらだら、ごめんね。
最後、めんどくさくてだいぶはっしょったけど、これが私の修羅場。
でもなにげにポジティブアクティブな人って色々好転しやすいんだな
女の人なら分かるのかな
>>150
3/4の出血した血はずっと体内にとどまっていたのか
本当に生きていてよかったね
発見した人も修羅場だったろうなぁ
ところで子宮外妊娠って卵管に着床しちゃうことなのか!
ずっと子宮つながりの臓器の外の腹腔みたいなところに赤ちゃんが出来たのかと思っていた
だから男でも理論的には妊娠できるという話があるのかと
ってあたりもすごい気がするが
三途の川渡りかけて、ご先祖様が見えちゃったんでは…
で、川岸まで様子見に来て、「>>150 コッチクンナ」って言われたとか。
女性なら子宮外妊娠を疑えって言われたことがあるのだが…
ちなみに外妊が否定的な場合は盲腸破裂による腹膜炎を疑います。
先生に盲腸か子宮のどっちかだと言われて
父さん、真っ青になってたよ。
母を癌で亡くしてるから結果が分かるまでおろおろしてた。
結果は盲腸で破裂寸前だったけどね。
150です。
私が破裂したところは卵管です。わかりにくくてすみません。
166さんは大丈夫だったのでしょうか。女性はお腹の違和感には過剰くらい
心配した方がいいかもしれないですね。
ド先祖様の話は、私的には修羅場だったので思い出しついでにちょこっと書かせてください。
霊的な話注意です。
手術後、ホルモンバランスが崩れたり、ストレスでうつ状態になっていたんだけど
ある日の夜、寝ていたら家鳴りがうるさくて目が覚めた。
今何時だろう?とキョロキョロしていたら背中に違和感。
そーっと後ろを確認すると、おばあさんがくっついてる!
「まじかよ!?…まじかよ!!」
私は壁に背を向けるように寝てたんだけど、その壁と私の間におばあさんがいる。
寝ぼけてるんだ!って思い、再度確認するけどやっぱりいる。
どうしようか考えてたら「そういえば、ちよ助は!?」と愛犬の存在を思い出した。
こういう目に見えないやつがいる時は、いつもちよ助が唸ったりして威嚇してくれているのに。
そのちよ助が無反応ということは、ちよ助がやられた!?
「ちよー!!」と愛犬の生存確認した時がちょっとした修羅場でした。
安心したが、まだ後ろにはおばあさん。ちよ助が使えないとなると…
そういえば、昔オカ板かどこかで幽霊は不浄なものが嫌いといっていたなと思い出した。
ならば、AVだ!と一所懸命、エロ動画を探したが、なかなか好みのものが見つからず苦戦していたら急に眠気がやってきた。
まあ、ちよもいるしいいか。と、そのままおばさんを放置して寝てしまった。
次の日、背中には何もいない。やはり見間違えかと思ったが、いちよう母に報告。
すると「それは、もしかしたら曾ばあちゃんかもしれない」と言われた。
あまりにも荒れている私を見てご先祖さま方は心配していたらしく、それで曾ばあちゃんが見に来たのではないかと言われた。
確かに私はこのころ自暴自棄になっていて酷かった。
ご先祖様がわざわざ見に来るなんて、なんて先祖不幸?なんだろう!と思い、この日を境に徐々に精神的にも回復していけるように努力した。
というのも、始めの病院は田舎の総合病院で手術を任すのは正直、不安なところでして…。
また、倒れた温泉の近くに大きな婦人科が入っている病院に運ばれて、腕のいい方に手術してもらえたので助かったのだと思っています。
手術跡もあまり傷が残らないようにと綺麗に縫ってもらえましたし。
生きててよかった!などの声があってすごくうれしかったです。ありがとうごさいます。
では、失礼します。
転載元
https://kohada.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1336225476/