結婚式の見せ場！新婦が両親への手紙を読み始めようかって時に同じテーブルの人が多量に嘔吐。

不幸になりそうだった結婚式を、俺と同僚で回避した話ってここで良いのかな？
違ってたら指摘してくれ。俺以外の登場人物Ａ太：元同僚　新郎
Ｂ子：元同僚　新婦
Ｃ助：同僚　招待客
Ｄ夫：同僚　招待客
Ｅ美：同僚　招待客
Ｆ郎：Ａ太の友人　招待客　Ｇ恵の夫
Ｇ恵：Ａ太の友人　招待客　Ｆ郎の妻俺とＡ〜Ｅは、同じ職場の同期で同い年。　Ａ太とＢ子が寿退職してからも仲が良い。
Ｆ郎とＧ恵は、Ａ太の個人的な友人で、俺とＢ〜Ｅとは面識なし。

先日、寿退職していったＡ太とＢ子の結婚式に呼んでもらい、現職の同期３人と一緒に参加してきた。
４０〜５０人規模くらいのさっぱりとした式＆披露宴で、実に良い感じだった。披露宴のテーブルは６人がけ。
俺、Ｃ助、Ｄ夫、Ｅ美の４人に、Ａ太の個人的な友人のＦ郎とＧ恵で座ってた。Ａ太と言う共通の知り合いがいても、初対面どうし。
当然ながら会話は、元同僚組と友人夫婦組とで分かれてた。
と言っても、別に雰囲気も悪くなく、ごく普通だったと思う。
ただ、Ｆ郎は友人が結婚するのがよっぽど嬉しかったのか、普段からそうなのかは知らないけど、酒の進みは早かったっぽい。で、スピーチや余興、お色直しとかが順当に進んで、披露宴も終盤に差し掛かろうかって時に事件。
新婦のＢ子が両親への手紙を読み始めようかって時に、Ｇ恵から「ちょっ！？」っと小さく叫び声が上がった。見れば、Ｆ郎がテーブルにかがみこんで結構多量に嘔吐。
Ｆ郎も嘔吐はしつつも目立つのだけは避けようと努力したっぽく、直接テーブルにはぶちまけず、かがんで他の席からは見えないようにしてたらしい。「このままじゃ、Ａ太とＢ子の晴れ舞台が『不幸な結婚式』になってしまう」と、思ったのは俺だけじゃないみたいで、特に嘔吐してしまったＦ郎の妻のＧ恵は、色んな意味で顔色がやばかった。

周りを見渡すと、他のテーブルの客は、新婦のＢ子の手紙に集中していて、まだこっちの惨事には気がついていない。
俺とＣ〜Ｅは互いに目配せし、軽くうなずき合った。
その後、いつも仕事でやってる通りに行動開始。Ｃ助：「Ｆ郎さん、大丈夫ですか。手を貸しますので一緒に手洗いへ行きましょう」
「（この顔色と呼吸状態なら問題なし。意識もしっかりしてるし、飲み過ぎでの単純な嘔吐だな）」Ｄ夫：「ホテルの従業員さんから代えのリネンと水もらってくる。事情も説明しとくから」
「（他の客はもちろん、Ａ太とＢ子にもばれないように立ち回らないとな。）Ｅ美：「Ｆ郎さんは彼が手当てしてくれますから大丈夫ですよ。Ｇ恵さんも安心してくださいね」
「（慣れてない人が見たら、他人が嘔吐してるところって焦るのよね。ここは同姓の私がフォローしないと）」俺　：「今のうちにここは片付けときますから、大丈夫ですよ。　気楽にしてて下さい」
「（さて、吐物の処理っと。もう料理も終わりだし、ナプキンで片付けるか。代えはＤ夫が取ってきてくれるし）」で、いつも通りに手早く役割分担を完了し、ホテルの従業員が来る頃には、ぱっと見には何事も無かったかのようなテーブル状況に。
まぁ、吐物を片付けて上から見た目じゃ分からないようにリネンをかぶせただけだから、披露宴後は洗浄必須だけど、見た目は分からないはず。
実際、他の客には最後までばれなかった。

Ｆ郎は流石に席に戻れずにホテル側にバトンタッチ。別室で休んでるんだそうだ。
Ｇ恵は同姓のＥ美のフォローが効いたのか落ち着きを取り戻していて、小声で何度か感謝の言葉を俺達に言ってくれた。
何か、ホテル側からも礼を言われた。大した事してないけど、やっぱ接客業は律儀だ。後になってＡ太とＢ子からは、「フォローありがとう。けど、そんな状況なら俺らも呼べよｗ」と、冗談交じりに礼を言われた。
お前ら呼んだら意味が無いだろうがｗ今も普通に笑い話になってる結婚式での話。そんな俺達は介護福祉士。
普段から他人の嘔吐とか急変とか見慣れてるし、緊急時の状況に合わせての対応とか、ほとんど何も考えないでも適切な行動が出来る程度には経験積んでるつもり。
案外、色んなところで役に立つもんだ。

ＧＪでござんす
r========-、
Lｎj_j_j_jj
|( ･ω･)
ノﾞﾞﾞﾊヽ
`〜ｪ-ｪｰ′

新婦の手紙の時にそのテーブルだけそれだけの人が動いてたら普通気づくだろw
けどGJ！！
施設で急変がある度に毎日のように呼ばれる側だけど、それだけ気が利く介護施設の職員がいる施設はいいよな！